ブーンドックス (漫画)

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ブーンドックス(The Boondocks)は、アーロン・マッグルーダーが製作し、シンジゲート化された、アメリカ合衆国の日刊コミック・ストリップである。

1996年メリーランド大学カレッジパーク校の学生新聞ザ・ダイヤモンドバック紙から始まったこの作品は、1997年に月刊のヒップホップ雑誌ザ・ソース誌に移動した。人気が高まり、ユニバーサル・プレス・シンジケートがこの漫画を買い取ったことによって全米デビューを果たす。

風刺漫画として人気のあるこの作品は、10歳の黒人少年である主人公ヒューイ・フリーマンの眼を通したアフリカン・アメリカン・カルチャーや、アメリカ合衆国の政治を描いている。

マッグルーダーはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントにこの漫画の放映権及び上映権を売った。

日本語版は2004年に、『ブーンドックス/ブッシュが最も恐れた小学生』 というタイトルで町山智浩の訳により幻冬舎より出版された。

2005年11月6日には、カートゥーンネットワーク内のアダルトスイム枠でテレビアニメが放送され始めた。

第1話はジェイソン・ブレアが編集する学生新聞『ザ・ダイヤモンドバック』に連載され、1話につき30ドルものギャラがマッグルーダーに支払われた(ちなみにこの額は、他の漫画家のギャラより17ドルも高かった)。しかし1997年3月18日、マッグルーダーはザ・ダイヤモンドバックでの連載を終了した。この2週間前、技術的なミスで同紙に『ブーンドックス』が掲載されず、掲載されているはずの場所には何の説明もなしに、ただ"OOPS"とだけ書かれていた、という事件があった。ダイヤモンドバック側が謝罪を拒否し[1]、マッグルーダーはこの作品を他の雑誌に連載することになる(後にNYタイムズの記者となったブレアによる記事捏造が2004年に暴露された際、マッグルーダーは作品でブレアを茶化した)。

2003年秋、マサチューセッツ州ボストンを拠点に活動するアーティスト、ジェニファー・センがマッグルーダーに代わって『ブーンドックス』の作画関係の作業を担当するようになった。ザ・ニューヨーカーの記者によるインタビューで、マッグルーダーは「何か人に任せられるものがあるとしたら、それは作画だろう。俺は絵描きというより物書きというのがふさわしい」と答えた[2]。2004年後半、カール・ジョーンズがセンからイラストレーターの役割を引き継いだ。パブリック・エネミー#2という作品集の序文においてマッグルーダーは「オレは作画関係を手伝ってもらうために専門家を雇った。みんなは俺が漫画を描くのをやめてしまったと思っているけど、実際のところはそうじゃない。今日まで、自分が手を加えていない『ブーンドックス』は一話もない―オレはまだヒューイ、ライリー、シーザー、グランダッドの細かいところを膨らまし続けている。俺はまだこの作品の一コマ一コマを調べ続けている。俺はまだこの作品がどんな風にみえるか気になるし、これからもそうだろう。」と記した[3]

2006年2月28日、マッグルーダーは3月27日から休載し、10月に再開すると発表した[4]。休載中、ユニバーサル・プレス・シンジケートは初期の作品を再配信した。『ブーンドックス』は最も人気があったときで300以上のクライアントに配信されていたが、休載中、配信先の半分以上が他の作品を代わりに掲載した。しかし2006年9月25日、ユニバーサル・プレス・シンジケートはマッグルーダーから連載再開についての連絡はなく、当分連載が再開されることはない、と発表した[5]。ユニバーサル・プレス・シンジケートのマッグルーダー担当であるグレッグ・メルヴィンは、マッグルーダーに復帰を持ちかけたが失敗した[6]。打ち切り後も、いくつかの新聞社は2006年11月26日まで再掲載を続けた[7]

主要登場人物

サブキャラクター

脚注

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