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プシコース

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D-プシコース (D-psicose, Psi, D-allulose, D-ribo-2-hexulose) は、六炭糖およびケトースに分類される単糖の一種。D-フルクトースの3位のエピマーである。名称はプシコースの初期の名称であるpseudo-fructoseの略記法であるΨ-fructoseから来ている[3]。アルロース (allulose) とも呼ばれる[4]。

概要 物質名, 識別情報 ...
D-プシコース
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.008.182 ウィキデータを編集
MeSH psicose
日化辞番号
  • J56.261K
UNII
性質
C6H12O6
モル質量 180.156 g·mol−1
融点 58 °C (136 °F; 331 K)[1]
比旋光度 [α]D 16.3°(c=0.94, H2O, 20°C)[2]
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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当量のスクロース(ショ糖)のわずか0.3%のカロリーしかエネルギーとして利用されないという特徴がある[5]。

生成

D-タガトース3-エピメラーゼ (DTE) によりD-フルクトースから大量に合成され、様々な希少糖生産の出発物質となっている[6][7]。また、食品加工の工程中でサトウキビ搾汁およびスクロース並びにフルクトースから加熱反応で生成される経路が存在している[8]。

水溶液中では異性化を起こし、環状構造との混合物となる(変旋光)。平衡状態に達したときに最も存在比が高いのは、α-フラノース体である。

さらに見る D-プシコース, 構造式 ...
D-プシコース
構造式ハース投影式

α-D-プシコフラノース

β-D-プシコフラノース

α-D-プシコピラノース

β-D-プシコピラノース
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機能など

植物

この物質を含むことが知られている植物はズイナ属のみである[9]。また、多くの植物の生育を阻害することが知られている[10]。

動物

インスリン分泌作用[11]、動脈硬化を防止する作用[12]などが知られている。

砂糖の7割程度の甘味があるが、ほぼエネルギー源とならない。ラットによる動物実験で「食後の血糖値上昇を緩やかにする」[13]、「内臓脂肪の蓄積を抑える」[14]、「動脈硬化になりにくい」[15]といった研究結果が報告されている。しかし、加熱調理によりプシコースが減少することから食後の血糖値上昇抑制作用は影響を受け、非加熱状態と比較して効果が減少することが報告されている。かりんとうなどの高温での調理が行われるものでは、効果がより大きく減少する[16]。

高用量では、線虫C.elegansの成長を阻害する作用も確認されている[17]。

脚注

関連項目

外部リンク

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