ヘビキノコモドキ
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ヘビキノコモドキ(蛇茸擬[3]、学名: Amanita spissacea)はテングタケ科テングタケ属の中型から大型のキノコの1種。日本(北海道から本州[4])、韓国、中国などの東アジアに分布する[1][2][5]。毒キノコの一つ。
| ヘビキノコモドキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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神奈川県川崎市麻生区・2014年9月 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Amanita spissacea S. Imai [1][2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
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生態
形態
子実体は傘と柄からなるテングタケ型[2]。傘の径は4 - 12.5センチメートル (cm) [1]。はじめ卵形からまんじゅう形、のちに開いて扁平になり[1]、最終的には多少中央部が窪む[6]。傘表面は褐灰色から暗灰褐色、多少繊維状で、最初は黒褐色のいぼ(外皮膜の名残の平らな破片)が一面に密集から散在してついている[3][1]。最初は一面に暗褐色から黒褐色[6]。縁に条線はない[7]。傘下面のヒダは白色で密に配列し、縁部は粉状にふちどられ[1]、柄に対して離生からわずかに垂生する[2]。
柄は中実、長さ5 - 15 cm、太さ8 - 15ミリメートル (mm) の円柱状で[1][6]、表面は黒灰色から灰褐色の繊維状の小鱗片に被われ、ツバより上はだんだら模様がある[3][7]。柄の模様の程度には変化があり、不明瞭な場合もある[3]。基部は少し膨らみ径2 - 3 cmの塊茎状、黒褐色で粉質から綿質のツボの破片が4 - 7列の環状になって取り巻いている[6][3][2][7]。柄の上方にツバ、根元にツボ有り[8]。ツバは灰白色で、膜質、上面には細かい条線がある[7]。肉は白色、無味無臭[1][6]。ツバは白色から灰白色で膜質、縁は黒褐色の粉状[1]。ツボは壊れた粉質から綿質で、4 - 7列の環状に残る[6][1]。
担子胞子は8 - 10.5 × 7 - 8マイクロメートル (μm) の広楕円形、アミロイド性[1]。ヒダの縁細胞は球形で柄があり、18 - 30 × 13 - 20 μm[4]。