ヘルマンミヤマクワガタ

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ヘルマンミヤマクワガタLucanus helmani )は、節足動物門昆虫綱鞘翅目クワガタムシ科ミヤマクワガタ属の一種。

中国南部の福建省雲南省広東省湖南省広西壮族自治区浙江省貴州省四川省海南島、等の1000m級の高地に生息している。

特徴

大型のミヤマクワガタの一種で、体つきはクワガタムシの中ではやや細身体型の本属の中でも更に細身な種類で、頭部も本属他種に比べて横幅がやや小さめである。

本属オス個体特有の張り出し板のような頭部突起が、他の種に比べて頭部が小さい為か、やや垂直にめくれ上がっているようにも見える。本属の他種と比較すると大顎が長くすらりと伸びているのが特徴だが、細いので、やや華奢な印象も与える。また、頭部中央の頭楯と呼ばれるV字状の二叉部分が、本属他種よりも目立って長くなるのが特徴(一部のホソアカクワガタや、リノケロスフタマタクワガタにも見られる)。

オスの体長は33〜92mmに達し、体長の半分近くを長い大顎で占める。メスはオスより小型で、他のクワガタ同様に顎が小さくなり、体長は30〜48mmになる。

大型個体は長い大顎が目立つが、小型個体は短くなる。

生態

1000m級の高地に生息しており、そこの広葉樹の森の土化した腐蝕物となった木や、腐葉土を食べて、幼虫は1〜2年ほどで成虫となる。成虫ブナシイの仲間の木に集まり、その樹液を吸う。

輸入

生息地である中国では、(天然記念物)に指定されている為、野外個体の輸入は原則できない。規制前に輸入された個体が飼育品として現在、出回っている。


保護

2021年6月、中国において国家重点保護野生動物名録の大幅な改訂が行われ、本種を含む517種が新たに追加された。本種は、国家第二種保護動物(天然記念物)に指定され、現地での野生個体の採集及び輸出は原則禁止となった。[1]

近似種

脚注

参考文献

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