ヘヴン&ヘル

ブラック・サバスのアルバム From Wikipedia, the free encyclopedia

ヘヴン&ヘル』(原題:Heaven and Hell)は、ブラック・サバス1980年に発表した9作目のスタジオ・アルバム。本作よりロニー・ジェイムス・ディオが加入し、オリジナル・メンバーと異なるラインナップによる初のアルバムとなった。

概要 『ヘヴン&ヘル』, ブラック・サバス の スタジオ・アルバム ...
『ヘヴン&ヘル』
ブラック・サバススタジオ・アルバム
リリース
録音 フロリダ州マイアミ クライテリア・レコーディング・スタジオ
パリ Studio Ferber
ジャンル ヘヴィメタルハードロック
時間
レーベル イギリスの旗ヴァーティゴ
アメリカ合衆国の旗カナダの旗ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース マーティン・バーチ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 9位(イギリス[1]
  • 22位(ノルウェー[2]
  • 25位(スウェーデン[3]
  • 28位(アメリカ[4]
  • 37位(ドイツ[5]
  • 44位(ニュージーランド[6]
  • 60位(日本[7]
ブラック・サバス アルバム 年表
ネヴァー・セイ・ダイ
(1978年)
ヘヴン&ヘル
(1980年)
ライヴ・アット・ラスト!
(1980年)
ミュージックビデオ
「Neon Knights」 - YouTube
「Die Young」 - YouTube
テンプレートを表示
閉じる

背景

オジー・オズボーンの脱退に伴い、後任としてロニー・ジェイムス・ディオ(元エルフレインボー)が加入するが、その直後にギーザー・バトラーが脱退し、一時的にジェフ・ニコルスとクレイグ・グルーバーがベースを担当した[8]。その後、バトラーが復帰し、ニコルスは最終的にキーボードを担当した[8]。プロデュース及びエンジニアリングは、ディオ在籍時のレインボーのアルバムを手掛けたマーティン・バーチによる。

「チルドレン・オブ・ザ・シー」はオジー・オズボーンの脱退前に作られた曲だが、当初は歌詞もメロディも異なっており、バトラーとトニー・アイオミによれば、オズボーンがボーカルを担当したテープも残っているという[8]。「ダイ・ヤング」は、ロニー・ジェイムス・ディオがレインボー時代に書いた曲である[8]

アルバム・ジャケットは、ブルー・オイスター・カルトのアルバム『タロットの呪い(Agents of Fortune)』(1976年)のジャケットを手掛けたリン・カーリーの絵画の中から選ばれた[9]

反響・評価

バンドの母国イギリスでは、『サボタージュ』以来4年半振りに全英アルバムチャートでトップ10入りを果たし、22週チャート・インするヒットを記録した[1]。また、本作からのシングル「ネオンの騎士」は全英シングルチャートで22位、「ダイ・ヤング」は41位に達した[10]

アメリカのBillboard 200では28位に達して『サボタージュ』以来のトップ40入りを果たし[4]、1981年1月にはRIAAによりゴールドディスクに認定されて、1986年5月にはプラチナディスクに認定された[11]。日本のオリコンLPチャートでは、『血まみれの安息日』以来のトップ100入りを果たした[7]

音楽評論家のGreg Pratoはオールミュージックにおいて「バンドのサウンドはすっかり生まれ変わり、再び精力が注入された。アルバムの幕を開ける"Neon Knights"、ムーディーでミッド・テンポの叙事詩"Children of the Sea"、トニー・アイオミが生み出した最高のギター・リフの一つがフィーチャーされたタイトル曲といった曲は、たやすくサバスのオールタイム・ベストのランクに入る」と評している[12]

収録曲

全曲ともトニー・アイオミロニー・ジェイムス・ディオギーザー・バトラービル・ワードの共作。

  1. ネオンの騎士 - "Neon Knights" – 3:50
  2. チルドレン・オブ・ザ・シー - "Children of the Sea" – 5:34
  3. レディ・イーヴル - "Lady Evil" – 4:24
  4. ヘヴン&ヘル - "Heaven and Hell" – 6:56
  5. ウィッシング・ウェル - "Wishing Well" – 4:05
  6. ダイ・ヤング - "Die Young" – 4:42
  7. ウォーク・アウェイ - "Walk Away" – 4:21
  8. 孤独の定め - "Lonely Is the Word" – 5:51

カヴァー

  • ネオンの騎士
  • ヘヴン&ヘル
    • ドリーム・シアター - ライヴで演奏。オフィシャル・ブートレグ『Uncovered 2003-2005』(2009年)にライヴ音源を収録。
    • ストライパー - カヴァー・アルバム『The Covering』(2011年)に収録[14]
    • ポール・ギルバート - インストゥルメンタル・トリビュート・アルバム『The Dio Album』(2023年)に収録[13]
  • 孤独の定め
    • ヨルン - カヴァー・アルバム『Unlocking the Past』(2007年)に「レターズ・フロム・アース」とのメドレーとして収録。
  • レディ・イーヴル
    • ポール・ギルバート - インストゥルメンタル・トリビュート・アルバム『The Dio Album』(2023年)に収録[13]

参加ミュージシャン

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI