Wikiwand AI

ベヨネース列岩

日本の伊豆諸島の岩礁群 From Wikipedia, the free encyclopedia

ベヨネース列岩(ベヨネースれつがん、英語:英語: Bayonnaise Rocks[2])は、ベヨネース岩礁、ハロースとも呼ばれる伊豆諸島(東京都八丈支庁[3])の岩礁群。

所在地 日本の旗 日本(東京都)
所在海域 太平洋(フィリピン海)
座標 北緯31度53分14秒 東経139度55分03秒
面積 0.01 km2
概要 ベヨネース列岩, 所在地 ...
ベヨネース列岩

空中写真(1978年)
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成
所在地 日本の旗 日本(東京都)
所在海域 太平洋(フィリピン海)
座標 北緯31度53分14秒 東経139度55分03秒
面積 0.01 km2
海岸線長 - km
最高標高 11[1] m
ベヨネース列岩の位置(日本内)
ベヨネース列岩
ベヨネース列岩 (日本)
     
 プロジェクト 地形
テンプレートを表示
閉じる
位置

命名由来のBayonna(フランス語発音:[ba.jɔ.nɛz])は「バヨネーズ」と表音するのが妥当だが、日本の従来表記( 国土地理院[4]、 気象庁[5]、 海上保安庁[6] [注 1] )ではベヨネース列岩を採用しているため、本稿でもそれに倣う。

地理

伊豆諸島南部、東京から南に408キロメートル、青ヶ島の南約65キロメートルに位置し、3個の烏帽子形の大岩礁と数個の小岩礁から成る[1]。 最高標高は9.9メートルで[7]、周囲に風や波を避けるものはなく、よほどの凪でなければ上陸は困難である[1]。 東8キロメートルに位置する海底カルデラ「明神礁カルデラ」のカルデラ縁上に位置するが、形成時期は明神礁カルデラより古い。

植生はほとんどない[1]。 渡り鳥の休息地でもある。

近海はカツオなどの大型魚を狙う人々の釣り場であり、八丈島から釣り船で6時間ほどである[1]。 また付近の海底にあるベヨネース海丘で海底熱水鉱床が発見されており、金・銀・銅などを含んでいる[2]。

気象庁は「ベヨネース列岩」を活火山名として登録しているが、事実上の活火山は先カルデラ火山(ベヨネース列岩など)、明神礁カルデラ、後カルデラ火山(明神礁、高根礁など)を総括した明神火山となっており[8]、有史以降の火山活動は主に明神礁で見られ[9]、1998年の調査では、その火口中央付近から気泡が出ているのが確認された[7]。

歴史

1846年にフランス海軍のコルベット「J・R・バヨネーズ」が発見、名前はこれに由来する。 1869年に波浪礁を記録[注 2]、 1896年以降、火山活動による海面異常や海底噴火がみられ、 1906年[7]、 1946年(高さ100m[10])、 1952年 - 1953年には付近の明神礁で新島も出現した[注 2]。この新島は青ヶ島からも遠望できるほどに成長した[注 2]。

1953年10月5日にアメリカの海洋観測船「ベアード」の調査団長がゴムボートで上陸、岩石採取に成功する。この岩石は日本にも寄贈された[要説明]。本列岩は波浪で上陸困難だったことから、波浪の巣という意味で別名「ハロース」とも呼ばれるようになった[12]。

1993年6月と1999年1月に海上保安庁は測量船「昭洋」を用いて観測し、前者は無人測量船「マンボウII」が火口頂部付近から噴出する気泡を確認し、最浅部は50m、後者は自航式ブイ「マンボウ」が測った最浅部は47mであった[注 2]。

2012年3月15日に東京都議会で日本名への改名が提案され[12]、石原慎太郎知事も同調したが[12][13]、2024年現在実施されていない。

2017年および2023年には、噴火活動と海水の変色が確認され[7]、航行警報および噴火警報が発表され、それは今でも続いている。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks