ベンプロペリン

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商品名 Blascorid, Pectipront, Pirexyl, Tussafug
ATCコード
CAS登録番号
ベンプロペリン
臨床データ
商品名 Blascorid, Pectipront, Pirexyl, Tussafug
AHFS/Drugs.com 国別販売名(英語)
International Drug Names
ATCコード
識別子
CAS登録番号
PubChem CID
ChemSpider
UNII
KEGG
ChEMBL
CompTox
ダッシュボード
(EPA)
化学的および物理的データ
化学式 C21H27NO
分子量 309.45 g·mol−1
3D model (JSmol)
  (verify)

ベンプロペリンINN: benproperine)は、鎮咳薬として利用される有機化合物の1つである。化学式はC21H27NO、モル質量は約309.453 (g/mol) である。第3級アミンであり、塩基性を有する。分子内には1箇所のキラル中心を有しているため、ベンプロペリンには1対の鏡像異性体が存在する。

ベンプロペリンには1対の鏡像異性体が存在するものの、通常は、製剤化の際に光学分割は行われず、ラセミ体のままで用いられる。ベンプロペリンの塩基性を利用して、例えば、リン酸パモ酸とのの形にして、ベンプロペリンの水溶性を向上させた製剤が作られてきた。なお、常用量は成人でも1回当たり50 mg以下であるため[注釈 1]、製剤化の際に、通常は適切な賦形剤が使用される。剤形としては、錠剤、シロップ剤などが製造されてきた。

薬理

ベンプロペリンは非麻薬性の中枢性鎮咳薬の1つに分類される[1]。しかしながら、ベンプロペリンの場合は咳中枢を抑制する作用だけでなく、末梢において伸展受容器を抑制する作用も利用される[2]。この2つの作用を併せて、鎮咳作用を発揮する事を期待して、ベンプロペリンを投与する[3]

副作用

アレルギー

ベンプロペリンに限らず、薬物に関する一般的な話として、稀にアレルギーを引き起こし、例えば薬疹などが現れる場合が有るので、もしもベンプロペリンの投与によって薬疹が現れた場合には、ただちに投与を中止する[4]。その上で、もしも何らかの処置が必要と判断されれば、必要に応じて処置を行う。

アレルギー以外

アレルギー以外に、ベンプロペリンが引き起こし得る代表的な副作用としては、口内乾燥[5][4]、浮動性の眩暈[5]、眠気[2]、音感に変化を感ずるといった聴覚の異常[4]、倦怠感[5][4]、胸焼け[5][4]、食欲不振などが知られる[2]

鎮咳薬

脚注

参考文献

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