ペチカ (曲)

From Wikipedia, the free encyclopedia

ペチカ』は、北原白秋作詞・山田耕筰作曲の唱歌童謡)である。1924年発行の『満州唱歌集』に収録され[1]1932年の大改訂で削除された。音楽教科書にも掲載されていることがある有名な曲。原曲は変ホ長調だが、現代ではニ長調に下げられて歌うこともある[2]。山田耕筰の自筆譜では「ペティカ」と表記されていた[1]

ペチカとはロシア暖炉オーブンのこと。ただし歌の舞台は大正期の満州である。南満州鉄道が設立され、満州への移民が増えていた時代に、土地に合った歌が求められるようになり、南満州教育会からの依頼を受けた白秋・耕筰の二人が実際に満州に赴いて制作した[3]

歌詞の「くりやくりや」とは、満州の名物であった焼き栗売りの声のことである[1]1925年の白秋の詩集『子供の村』には、白秋自筆の栗売りの挿絵が添えられている。作曲者の耕筰自身の注記により、「ペチカ」はロシア語の発音に近づけた「ペィチカ」と歌うことが指示されている[4]

歌詞

雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ お話しましょ
昔むかしよ 燃えろよペチカ

雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ おもては寒い
くりやくりやと 呼びますペチカ

雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ じき春来ます
いまにやなぎも もえましょペチカ

雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ だれだか来ます
お客さまでしょ うれしいペチカ

雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ お話しましょ
火の粉パチパチ はねろよペチカ

楽曲


\relative c''{
\set Staff.midiInstrument = #"flute"
	\key ees \major
	\time 4/4
	\tempo 4 = 66 \autoBeamOff
	r8 g8 g bes c bes bes bes c ees ees c f ees bes4
r8 c8 aes g ees f g bes ees, f g bes ees, f g4 
r8 g8 bes bes b f' ees16 [c]  
\once \hide Score.MetronomeMark \tempo 4 = 20
c8\fermata 
\once \hide Score.MetronomeMark \tempo 4 = 66
ees, f g bes c bes bes4\fermata \bar "|."
}
\addlyrics {ゆ き の ふ る よ は た の し い ペ チ カ ペ チ カ も え ろ よ お は な し し ま しょ む か し む か し よ も え ろ よ ペ チ カ}

みんなのうた

関連曲

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI