ペーパータウン (映画)
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『ペーパータウン』(原題:Paper Towns)は2015年に公開されたアメリカ合衆国の青春映画である。監督はジェイク・シュライアー、主演はナット・ウルフとカーラ・デルヴィーニュが務めた。本作はジョン・グリーンが2008年に発表した同名小説を原作としている。なお、本作はグリーンの脚本家デビュー作でもある[4]。
| ペーパータウン | |
|---|---|
| Paper Towns | |
| 監督 | ジェイク・シュライアー |
| 脚本 |
スコット・ノイスタッター マイケル・H・ウェバー |
| 原作 | ジョン・グリーン『ペーパータウン』(岩波書店) |
| 製作 |
ウィク・ゴッドフリー マーティ・ボーウェン |
| 製作総指揮 |
スコット・ノイスタッター マイケル・H・ウェバー ジョン・グリーン アイザック・クラウスナー ナン・モラレス |
| 出演者 |
ナット・ウルフ カーラ・デルヴィーニュ ハルストン・セイジ ジャスティス・スミス |
| 音楽 | サン・ラックス |
| 撮影 | デヴィッド・ランゼンバーグ |
| 編集 | ジェイコブ・クレイクロフト |
| 製作会社 |
Fox2000・ピクチャーズ TSGエンターテインメント テンプル・ヒル・エンターテインメント |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 109分[1] |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | 1200万ドル[2] |
| 興行収入 |
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ストーリー
フロリダ州オーランド。クエンティン・ヤコブセン(Q)はごく普通の高校生だったが、人生で1回だけとても奇妙な体験をしていた。9年前、幼馴染みのマーゴ・シュピーゲルマン―シュピーゲルマン一家はヤコブセン一家の斜向かいに暮らしていた―と一緒に遊んでいたとき、偶然にも自殺した男性の遺体を発見したのである。Qはマーゴにずっと惹かれていたが、そのことを打ち明けられずにいた。というのも、Qが平凡な男子高校生でしかなかったのに対し、マーゴは地元の男子たちの高嶺の花になっていたからである。Qは篤実な人柄ではあったが、特にモテるということもなかった。Qは友人に囲まれていたが、彼ら(ベンやラダー)は皆はみ出し者として知られていた。
ある夜、マーゴが壁をよじ登ってQの部屋にやって来た。Qはマーゴと一緒に深夜の散歩に出かけたが、道中、マーゴの恋人であるジャスの浮気現場を目撃してしまった。浮気相手が友人のベッカであったこともあり、マーゴは大いに憤慨した。そこで、マーゴとQは浮気中の2人に向かってクラッカーをぶっ放した。マーゴの怒りの矛先は友人のレイシーにも向かった。マーゴはレイシーが浮気を見て見ぬ振りをしていたと思い込んでいたのである。当然、マーゴとジャスは破局することになったわけだが、この一件を通して、Qは自分にもマーゴとより親しくなれる可能性があるのではないかと思い始めた。Qは自己啓発の方法を学び、来たるべきチャンスに備えることにした。
翌日から、マーゴは姿を見せなくなり、美少女の失踪事件として地元で噂されるまでに至った。しかし、マーゴには放浪癖があったので、両親はなかなか警察に届け出ようとはしなかった。マーゴの部屋に今までなかったウディ・ガスリーのポスターが貼られているのに気が付いたQは、それがマーゴの行方を示す手掛かりになっているのではないかと思った。そこで、Qはベンやラダーと一緒にマーゴ探しを始めることにした。手始めに、Qはマーゴの妹であるルーシーをプレゼントで買収し、マーゴの自室を隈なく調べる許可を得た。
手掛かりを追うQ一行だったが、マーゴの行方はなかなか掴めなかった。マーゴが使っていた地図から、彼女がアグローにいると確信した一行は2日かけて現地に急行したが、そこにマーゴの姿はなかった。友人たちがマーゴ探しを諦めた後も、Qはたった一人で奔走していたが、そんな彼が辿り着いた真実は余りにも苦いものであった。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- ナット・ウルフ - クエンティン・ヤコブセン(Q)(梶裕貴)
- ジョサイア・セリオ - 幼少時のQ
- カーラ・デルヴィーニュ - マーゴ・ロス・シュピーゲルマン(田村睦心)
- ハンナ・アリグッド - 幼少期のマーゴ
- ハルストン・セイジ - レイシー・ペンバートン(瀬戸麻沙美)
- オースティン・エイブラムス - ベンジャミン・スターリング(村瀬歩)
- ケンダル・マッキンタイア - 幼少期のベン
- ジャスティス・スミス - マーカス・リンカーン(ラダー)(内田雄馬)
- ジャズ・シンクレア - アンジェラ
- カーラ・ブオノ - コニー・ヤコブセン、クエンティンの母親。
- グリフィン・フリーマン - ジェイソン・ワーシントン(ジャス)
- ケイトリン・カーヴァー - レベッカ・アリントン(ベッカ)
- メグ・クロスビー - ルーシー・シュピーゲルマン
- スーザン・マック・ミラー - デビー・シュピーゲルマン、マーゴとルーシーの母親。
- トム・ヒルマン - ハンク・シュピーゲルマン、マーゴとルーシーの父親。
- RJ・シアラー - チャック・パーソン
- ジム・コールマン - オーティス・ウォーレン刑事
- レーン・ラヴグローヴ - ロバート・ジョイナー
- アンセル・エルゴート(カメオ出演) - メイソン
- スティーヴィー・レイ・ダリモア - ジョシュ・ヤコブセン、クエンティンの父親。
- ジョン・グリーン(声のみの出演) - ドワイト・アリントン、レベッカの父親。
製作
サウンドトラック
2015年7月10日、アトランティック・レコーズは本作のサウンドトラックを発売した[14]。
公開
当初、本作は2015年7月31日に全米公開される予定だったが[15]、後に公開日は同年6月19日に変更された[16]。その後、本作と同じくグリーンの小説を映画化した『きっと、星のせいじゃない。』の公開1周年に合わせるべく、本作の全米公開日は6月19日に延期された[17]。2015年3月、20世紀フォックスは本作の全米公開日を同年7月24日に延期すると発表した[18]。
興行収入
評価
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには131件のレビューがあり、批評家支持率は56%、平均点は10点満点で5.8点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ペーパータウン』は観客が期待しているほど深くもないし、感動的でもない。しかし、同作には魅力や良質な演技、思慮深さがある。あらゆる年齢の青春映画好きが気にかけるだけの価値はある。」となっている[23]。また、Metacriticには34件のレビューがあり、加重平均値は56/100となっている[24]。なお、本作のCinemaScoreはB+となっている[25]。