ホオジロオナガガモ

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ホオジロオナガガモ
ホオジロオナガガモ
ホオジロオナガガモ Anas bahamensis
保全状況評価[a 1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: カモ目 Anseriformes
: カモ科 Anatidae
: マガモ属 Anas
: ホオジロオナガガモ
A. bahamensis
学名
Anas bahamensis
Linnaeus, 1758
和名
ホオジロオナガガモ
英名
White-cheeked Pintail
亜種
  • A. b. bahamensis (Linnaeus, 1758)
  • A. b. galapagensis (Ridgway, 1890)
  • A. b. rubirostris (Vieillot, 1816)
基亜種キタホオジロオナガガモ(米領ヴァージン諸島セント・ジョン島
亜種ガラパゴスホオジロオナガガモ(雄)(サンタ・クルス島
亜種ガラパゴスホオジロオナガガモ
若鳥(右)は嘴基部の赤色が不明瞭。

ホオジロオナガガモ(頬白尾長鴨、Anas bahamensis)は、カモ目カモ科マガモ属に分類される鳥類

西インド諸島南アメリカ北部および中部、ガラパゴス諸島と広く分布する。

亜種

3亜種に分類される[1]

A. bahamensis bahamensis (Linnaeus, 1758)
キタホオジロオナガガモ(: Lesser White-cheeked Pintail
南アメリカ北部(ガイアナコロンビア北部、スリナムブラジル北東部、 仏領ギアナベネズエラ)、西インド諸島 [2][a 1]
A. bahamensis galapagensis (Ridgway, 1890)
ガラパゴスホオジロオナガガモ(: Galapagos White-cheeked Pintail
ガラパゴス諸島エクアドル[2]
フロレアナ島、サン・クリストバル島サンタ・クルス島イサベラ島フェルナンディナ島サンチャゴ島で繁殖する[3]。ガラパゴス諸島の大きな島々に生息し、降雨の時節にはヘノベサ島のほか、ラビダ島、ピンソン島、サンタ・フェ島、バルトラ島、エスパニョラ島でも観察される[4]
Anas bahamensis rubrirostris (Vieillot, 1816)
ミナミホオジロオナガガモ(: Greater White-cheeked Pintail
南アメリカ中部[2]ブラジル南部、ボリビアパラグアイウルグアイアルゼンチンチリ)。
非繁殖期にはペルーエクアドル南部の低地沿岸でも、チリ北部からのものが観察される[5]

形態

全長43cm[6][7] (41-51cm) の中形のカモ であるが、大きさは亜種間でばらつきがある[5]。翼長オス19-23.5センチメートル、メス18-22.1センチメートル[2]。全体としての色はほぼ褐色で雌雄よく似るが、雌のほうがやや小さくて尾が少し短い[5]。頭部上面の羽衣は淡褐色で、黒い斑点が入る[2]。頭部下面から頸部にかけての羽衣は白い[2]。胴体の羽衣は褐色で、羽毛の外縁(羽縁)は淡褐色[2]。下面には明瞭な黒斑があり、尾の先端は淡色でとがる。嘴は青灰色で、基部側面は赤いが[2]、若鳥ではその嘴基部の赤色が不明瞭である[5]

翼上面の前翼は褐色。次列風切の翼鏡の光沢は緑色で、淡褐色の筋模様が前後にある[2]。翼下面は暗色である。

A. b. bahamensis - 基亜種 キタホオオジロオナガガモ 
翼長オス21.1-21.7センチメートル、メス20.1-20.7センチメートル、嘴長4.0-4.4cm、跗蹠長3.8-4.0cm、体重オス473-533g、メス505-633g[5]
A. b. galapagensis - 亜種 ガラパゴスホオジロオナガガモ 
翼長オス19.0-21.5センチメートル、メス18.0-20.2センチメートルと最小亜種[5][2]。嘴長3.7-4.5cm[5]
頭部の白色部との境目が不明瞭[2]
A. b. rubrirostris - 亜種 ミナミホオオジロオナガガモ 
翼長オス22.5-23.1センチメートル、メス21.9-22.1センチメートル、体重オス710g、メス670g[5]

生態

汽水湖および塩沼ラグーン河口[5]マングローブ林などに生息する[2]。また淡水湖沼にも生息し、低地の沿岸に多いが、ボリビアにおいては標高2,550mまで記録されている[5]

小規模な群れを形成し生活するが[2]、単独やつがいでいるのも通常見られ、まれに100羽以上の群れにもなる[5]

巣は水辺の草のある地面に設け、マングローブ湿地などでは、よく木の根元に隠すように営巣する[5]

A. b. galapagensis - 亜種 ガラパゴスホオジロオナガガモ
水辺の草地に巣を作り[2]、10-7月にかけて繁殖する[5]。沿岸、内陸とも1-5月によく営巣が見られる[4]。最大10個の褐色の卵を産み、雌が抱卵する[4]。飼育下で1回に6-10個の卵を産んだ例がある[2]。抱卵期間は25日[2][4]。よく浅瀬で逆立ちして餌を採るが、淡水ガモ類であるのにサン・クリストバル島の深い淡水湖沼ではよく採餌のために潜る[4]

脚注

関連項目

外部リンク

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