ホンフサフラスコモ

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ホンフサフラスコモ
1. 藻体
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 植物界 Plantae
(アーケプラスチダ Archaeplastida)
亜界 : 緑色植物亜界 Viridiplantae
階級なし : ストレプト植物 Streptophyta
: シャジクモ植物門 Charophyta
: シャジクモ綱 Charophyceae
: シャジクモ目 Charales
: シャジクモ科 Characeae
: フラスコモ連 Nitelleae
: フラスコモ属 Nitella
: ホンフサフラスコモ
N. pseudoflabellata
学名
Nitella pseudoflabellata A.Braun (1882)[1]
シノニム
  • Nitella pseudoflabellata var. mutila Nordsetdt[1]
  • Nitella pseudoflabellata var. minor K.Imahori, 1952[1]
  • Nitella pseudoflabellata var. tetradynema F.S.Han & W.Q.Chen (1990)[1]

ホンフサフラスコモ学名: Nitella pseudoflabellata)は、シャジクモ目フラスコモ属に分類される藻類の1である。種としての Nitella pseudoflabellata を「ホンフサフラスコモ」とする場合[2]と、基変種である Nitella pseudoflabellata var. pseudoflabellata を「ホンフサフラスコモ」とする場合[3][4]がある。長さ 10–30 cm、皮層を欠き、小枝はふつう2–3回分枝し、最終枝先端は円錐形。雌雄同株。卵胞子壁は顆粒状。湖沼や水路、水田などで見られる。環境省レッドリストでは絶滅危惧II類に指定されている (2025年現在)。

藻体は長さ 10–30 cm、淡緑色から鮮緑色[4][2]。不結実枝と結実枝の分化はなく、小枝は(1–)2–3(–4)回分枝し、第1分射枝は小枝全体長の1/2以上あり、第2分射枝は5–7本、第3分射枝は3–5本、第4分射枝は3–4本、第5分射枝は2–3本[4][2][3]。最終枝は2細胞からなり、先端細胞は小型で円錐形[4]

雌雄同株であり、ふつう小枝の第2、第3節に生殖器がつく[4]。造精器は直径 180–220 µm、生卵器は単生し、380–500 × 300–370 µm、らせん数は7–9本[4]。卵胞子は黄褐色から暗褐色、270–350 × 230–270 µm、らせん縁は薄く、6–7本、卵胞子壁には細かい顆粒状模様がある[4][2][3]

分布と生態

南アジアから東アジア東南アジアオーストラリアニュージーランドに分布する[1][3]タイプ産地ボルネオ島[1]。日本では本州四国九州から報告されている[3]

水深が浅いため池や沼に見られる[3]。おもに初夏から秋にかけて繁茂する[3]

保全状況評価

日本では近年の水質悪化や農業形態の変化などによって減少している[3]環境省レッドリストでは、第2次以降は絶滅危惧I類に指定されていたが、第5次では絶滅危惧II類に指定されている(2025年現在)[3]

絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト

Status jenv VU.svg
Status jenv VU.svg

山形県栃木県埼玉県長野県福井県愛媛県では絶滅危惧I類、千葉県では最重要・重要保護生物、広島県では準絶滅危惧、京都府では要注目種、宮崎県では情報不足に指定されている[3]

分類

脚注

外部リンク

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