ボリス・フィチンゴフ=シェーリ
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ロシア帝国領ラトビアのドイツ系上流貴族の家に生まれた。当初は砲兵将校として軍役についていたが[2]、音楽家としての道を歩むためモスクワ音楽院に入学した。
音楽院ではA・ゲンゼルトにフォルテピアノを、作曲法をフォフトに学んだ。ピョートル・チャイコフスキーはこのときの同期生の一人である。
1880年代後半以降、ロシア帝室劇場の支配人イワン・フセヴォロシスキーの依頼により、オペラを数曲と、帝室バレエ団向けに 『ハーレムのチューリップ』、『シンデレラ』 の2つバレエ音楽を作曲した。後者は今日上演されるシンデレラとは全く別の音楽だが、イタリア人バレリーナのピエリーナ・レニャーニが32回連続のフェッテ(回転)を世界で初めて披露した作品として知られる。
1895年には皇帝ニコライ2世とアレクサンドラ・フョードロヴナの成婚に合わせて 『結婚行進曲』 を作曲し、こちらは現在でも時折演奏されている。
1901年にサンクトペテルブルクで没した。
エピソード
主な作品
オペラ
- マゼッパ(1859年)
- タマーラ(1886年)
- Don Juan de Tenorio(1888年)
- メアリー・ステュアート(未上演)
- ヘリオドーラ (未上演)
バレエ
- ハーレムのチューリップ(Гарлемский тюльпан, 1887年)
- シンデレラ(Золушка, 1893年)