ポリ乳酸
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乳酸は1つの不斉炭素を持ち、L 体と D 体の2種が存在する。L 体のみを重合させたものはポリ-L-乳酸(poly-L-lactic acid, PLLA)、D 体のみを重合させたものはポリ-D-乳酸(poly-D-lactic acid, PDLA)と呼ばれる。これらはその立体配置により、互いに逆回りのらせん構造をとることが知られている。
PLLA と PDLA を混合したものは、そのらせん構造がうまく噛み合って耐熱性の高い樹脂となることが知られている。これをステレオコンプレックス型ポリ乳酸(SC-PLA)と呼ぶ。
分子鎖の中に D・L 両方の乳酸が混在するものも知られている。ランダムな重合体はポリ-DL-乳酸(poly-DL-lactic acid, PDLLA)と呼ばれるが、結晶性が低く実用的でない。D 体と L 体が交互につながったもの、ブロック重合したものなども合成され、研究が進められている。
