ポールケの定理
From Wikipedia, the free encyclopedia
ポールケの定理[1][注釈 1](ポールケのていり、英: Pohlke's theorem、独: Satz von Pohlke)は、軸測投影の基礎的な結果である。1853年にドイツの図法幾何学教師カール・ヴィルヘルム・ポールケによって発見された。1864年、ポールケの学生のドイツの数学者ヘルマン・シュヴァルツによって最初の証明が与えられたことからポールケ・シュワルツの定理[1](theorem of Pohlke and Schwarz、Pohlke-Schwarz's theorem)とも呼ばれる。
軸測射影への応用

ポールケの定理は座標系を用いて3次元の対象の相似平行射影を構成するための、次に説明する手順を正当化するものである[2][3]。
- 各座標軸が点へ縮退しないように座標軸を見る角度を設定する。
- 各座標軸を長さがvx, vy, vz > 0となるまで短縮する。
- 空間のP = (x, y, z)の像となる点Pは、点Oからスタートしてこの手順で決定される。
- Oをx軸方向へvx・x 、y軸方向へvy・y、z軸方向へvz・z移動する。
- 4. 移動後の点がPと一致する。
歪みのない画像を得るためには、軸の取り方とその短縮を慎重に行う必要がある。直投影を得るには軸の取り方は厭われないが、軸の短縮方法は一定となる。
