マイケル・ハー
From Wikipedia, the free encyclopedia
マイケル・ハー Michael Herr | |
|---|---|
| 生誕 |
Michael David Herr 1940年4月13日 |
| 死没 |
2016年6月23日(76歳没) ニューヨーク州デラウェア郡 |
| 職業 | ノンフィクション作家、従軍記者、脚本家 |
| 言語 | 英語 |
| 国籍 |
|
| 代表作 |
『ディスパッチズ―ヴェトナム特電』 『地獄の黙示録』(ナレーション) 『フルメタル・ジャケット』(脚本) |
マイケル・デヴィッド・ハー(Michael David Herr, 1940年4月13日 - 2016年6月23日)は、アメリカ合衆国のノンフィクション作家、従軍記者、脚本家。ベトナム戦争を題材にしたノンフィクション『Dispatches』(1977年)の著者として知られる。
ケンタッキー州レキシントンに生まれ、ニューヨーク州シラキュースで育った。ユダヤ系で、親は宝石商を営んでいた[1]。シュラキース大学で学んだ[2]。
1967年から1969年まで『エスクァイア』の特派員としてベトナム戦争を取材した。この時の体験を元にして1977年に『Dispatches』を出版。
同書は『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』によって「ベトナム戦争について書かれたものの中で最も優れた作品」と書かれ、『ガーディアン』が2011年に編んだ「ノンフィクション・ベスト100」のジャーナリズム部門に選ばれた[3]。ニュージャーナリズム作品として高い評価を得た。作家のジョン・ル・カレも「同時代の人々と戦争を描いた本で、私が読んだ中で最良の本だ」と評した。日本においては村上春樹が邦訳の刊行前にいちはやく取り上げ、「文章自体もアメリカの新しい散文とでも言うべきビートのきいた知性的な文章である。何よりもからりと渇いたユーモアが素晴しい」と書き記した[4]。
1977年にミュージシャンのテッド・ニュージェントのツアーに同行し、その時の体験を翌年の『Crawdaddy』に寄稿した。
フランシス・フォード・コッポラ監督の『地獄の黙示録』(1979年)のナレーションを担当。また、スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』(1987年)の脚本をキューブリック、原作者のグスタフ・ハスフォードとともに書いた。