マイケル・バーナム
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| マイケル・バーナム | |
|---|---|
| スタートレックのキャラクター | |
| 初登場 | 『バルカンの挨拶』 (2017) |
| 作者 |
|
| 演者 |
ソネクア・マーティン=グリーン Arista Arhin(子供時代) |
| 詳細情報 | |
| 種族 | 地球人 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 |
異星人類学者 副長 (2250s–2256,3189) 科学専門官(2256) 船長(鏡像宇宙,3189-) 科学士官 (2257–) 科学部門主任(3189) |
| 家族 |
マイク・バーナム(父、死亡) ガブリエル・バーナム(母) サレク(養父) アマンダ・グレイソン(養母) スポック(義弟) フィリッパ・ジョージャウ(鏡像宇宙での養母) |
| 恋人 |
アッシュ・タイラー(ヴォク、23世紀) ガブリエル・ロルカ(鏡像宇宙) クリーブランド・ブッカー(ブック)(32世紀) |
| 惑星 | Earth |
| 所属 |
惑星連合 宇宙艦隊 U.S.S.シェンジョウ U.S.S.ディスカバリー I.S.S.シェンジョウ |
| 出生年 | 2226 |
マイケル・バーナム (Michael Burnham) は2017年から始まったSFテレビドラマシリーズ『スタートレック:ディスカバリー』の主役を務める人物であり、ソネクア・マーティン=グリーンが演じる[1]。
子供時代、マイケルは両親をクリンゴン人に殺されて孤児となり、バルカン人サレクと地球人アマンダ・グレイソンに引き取られ、スポックの義理の姉となった。
信念に基づく行動をとるために、しばしば上官の命令に背くことがある。『ディスカバリー』のシリーズ当初、マイケルは宇宙艦隊のU.S.S.シェンジョウでフィリッパ・ジョージャウに仕える副長であるが、反乱罪により階級を剥奪されて終身刑となる。6か月後にマイケルはガブリエル・ロルカによって戦時徴用されてU.S.S.ディスカバリーに勤務することになる。その後シーズン3では未来の宇宙で一時副長となるが、連邦崩壊の謎を探るために船長サルーの直接命令に背き、降格される。サルーが故郷に帰ったのち、船長となる。
マイケルは、スタートレックシリーズにおける最初の黒人女性の主役であり、また船長になったことのない最初の主役である。ただし鏡像宇宙ではI.S.S.シェンジョウの船長である。シリーズを創作したブライアン・フラーは、オリジナルのスタートレックシリーズ『宇宙大作戦』におけるウフーラ、メイ・ジェミソン、Ruby Bridgesら黒人女性像に基づき、マイケルの人物像を創造した。
2016年12月、マーティン=グリーンが『スタートレック:ディスカバリー』シリーズの主役となることが発表され[2]、当初はレインズフォードと呼ばれていた[1]。以前のスタートレックシリーズでは、スポックは姉の存在に触れていない。製作総指揮のアレックス・カーツマンは、マイケルの背景は正史との連続性を保つよう描かれると説明した[3]。過去のシリーズと異なって主人公は船長ではなく、シリーズはこれまでにない視点から描かれる[4]。
当初、マイケルのキャラクターはメイジェル・バレットが『宇宙大作戦』のパイロット版である『歪んだ楽園』(The Cage)で演じたキャラクターであるキャラクター”ナンバーワン”に敬意を表して、単にナンバーワンと呼ばれていた[5][4] 。ストーリーラインの製作が進むにつれて、このキャラクターは反乱罪に問われて第一話の終りにはもう副長ではなくなった。キャラクター名はマイケル・バーナムとなり、ナンバーワンは『新スタートレック』におけるウィリアム・ライカーと同様に非公式な呼び名となった。
シリーズの創作者であるブライアン・フラーは、以前の作品の経験からこのキャラクターに男性名を付けた。製作総指揮の一人であるアーロン・ハーバーツの説明によれば、主演女優の役名を男性名にするのはフラーの仕事の特徴であると言う[6]。この名前を思いついたときは[7]、女性コラムニストのマイケル・スニードや、バングルズのベーシストのマイケル・スティールのことを考えていた。加えて、マイケルは大天使の名前でもあることが重要であった。マーティン=グリーンはこの名前を大いに気に入り、その象徴するところや、男性名が未来の同性間の平等を意味するところが気に入ったと語る[8]。
フラーはマイケル・バーナムのキャラクターの発想源として、ウフーラを演じたニシェル・ニコルズの文化的な影響を挙げる。宇宙大作戦のブリッジに立つニコルズを見て、どれだけ多くの黒人が影響を受けたか考えられずにはいられない[9]。ルイジアナ州で初めて、白人だけの小学校に通うことになったRuby Bridges、最初の黒人女性飛行士であるメイ・ジェミソンもまた発想の源となった[10]。
マーティン=グリーンは、マイケルがバルカンの科学アカデミーに通った唯一の地球人というだけではなく、良い成績をおさめており、マイケルの優れた知性を証明していると語る。高度な訓練と道義性を身に着け、内面に抱えるバルカン人と地球人の二面性は、彼女の個性を象徴している[11]。
生い立ち
2226年に地球で生まれたマイケルは、子供の頃に両親をクリンゴン人に殺されている(ただし、母親は生きていたことが後に明らかになる『永遠なる無限』)。一家はドクタリ・アルファ星上にあるバルカンと地球の共同研究施設に暮らしていた[12]。子供時代の一夜が『スタートレック:ショートトレック』のアニメーション・エピソード "The Girl Who Made the Stars"で描かれる。両親はセクション31の委託でタイムトラベルを研究していたが、クリンゴンからタイムクリスタルを盗んだために追跡され襲撃された。両親の死後、マイケルはバルカン人大使のサレクと、その妻で地球人のアマンダ・グレイソンに引き取られ、バルカン星で二人の息子スポックと暮らした。マイケルはバルカン学習センターおよびバルカン科学アカデミーに通った初めての地球人となった[5][3]。マイケルはバルカン人の論理至上主義者の攻撃を受け、スポックを守るために彼を嫌っているという嘘をついたため、その後の二人の関係はぎくしゃくしたものとなった。アカデミーでは異星人類学者として教育を受けるが遠征隊には選ばれず、2249年にサレクに連れられてU.S.S.シェンジョウに来て[13]フィリッパ・ジョージャウ船長に預けられ、宇宙艦隊に加わり多くの地球人と共に暮らすことになった。
『スタートレック:ディスカバリー』以前、スポックは姉の存在に言及しておらず、マイケルをスポックの家族にすることは論議を呼んだ[14]。だがスポックは兄サイボックの存在にも、彼が登場するまでは言及していなかったことも事実であり、スタートレックの設定と矛盾するものではないという意見もある[15]。