マスクメロン
ウィキメディアの曖昧さ回避ページ
From Wikipedia, the free encyclopedia
特徴
生産
歴史
日本ではマスクメロンがメロンの品種としていち早く普及し、メロンの代名詞的ブランドにまで成長した。
この品種が開発されたのは19世紀末のイギリスである。「アールスフェボリット(Earl’s favourite)=伯爵のお気に入り」という意味の名は、ラドナー伯爵邸の農園で作られたことに由来する。日本では1925年(大正14年)に導入され、静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所の前身である磐田温室農協丸静支所などで栽培方法の確立が行われ、日本全国へと広まっていった。現在、本国イギリスではこの種は栽培されなくなっているが、日本では昭和期から伝統的に高級メロンとして珍重されている。千疋屋の主力商品でもある。
主なマスクメロン
- カンタルペンシス群 (Cantalupensis group)

カンタロープメロン - ネットの網目と果皮が粗い(イボがある)もの、楕円形型の形状。
- カンタロープ、スペインメロンなど。
- レティクラトゥス群 (Reticulatus Group)
- ネットの網目が細かく、形は球状。
- アンデスメロン、アールスメロン(アールスフェボリット)、タカミメロン、夕張メロンなど
- アールスフェボリット (Earl's Favourite)

アールスフェボリットメロン(アールスメロン) - 網メロンの代表品種である。略してアールスメロンとも呼ばれる。
- アールス系品種
- アールスの弱点であった気候や病害への耐性を付与して改良された、外見がアールスと似た品種を指す。ハウスメロン並みに丈夫で栽培も容易、糖度が上がりやすい品種が多い。上手に栽培すると純粋なアールスと遜色がなく、食味もアールスと同等の品質のメロンである。サカタのタネの「アールスナイト」、八江農芸の「アールスセイヌ」、横浜植木の「雅」シリーズが各地で栽培されている。この三つのシリーズは全てうどんこ病・つる割れ病への耐性を持ち、栽培も容易である。茨城県、愛知県、熊本県が主な産地。
- 交配種
- 赤肉メロンの代表格である夕張メロンは、この「アールスフェボリット」(母)と「スパイシーカンタロープ」(父)の交配種である。


