マッチレス・アンプ

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マッチレス (Matchless) は、アメリカ合衆国エレクトリックギターベースアンプ及びその関連商品メーカー。1989年マーク・サンプソンにより創業。1990年代に「ブティック・アンプ」というカテゴリーを確立した先駆者的存在である。

沿革

  • 1989年: マーク・サンプソン、リック・ペロッタらによりカリフォルニア州で創業。
  • 1996年: 経営破綻により一時活動を停止。
  • 2000年: フィル・ジャミソン(Phil Jamison)らを中心とした新体制で復活[1]
  • 現在: 創業者サンプソンは既に離脱しているが、現チーフ・エンジニアのフィル・ジャミソンが設立当初からのサウンド・フィロソフィーを継承し、現在もカリフォルニア州ロサンゼルスにてハンドメイド生産を続けている[1]

特徴

マッチレスのアンプは、プリント基板を使用しない「ポイント・トゥ・ポイント」による手作業の配線、特注のトランス、軍用規格(ミリタリー・グレード)のパーツ採用など、極めて高い耐久性とピュアなサウンドを特徴とする。電源投入時に点灯するフロントパネルのロゴライトはブランドの象徴となっている。

主な製品

公式サイトの現行ラインナップに基づき分類[2]

30-40 Watt Series

  • DC-30 (Dual Combo 30): フラッグシップ・モデル。12AX7とEF86の2チャンネル仕様。
  • HC-30: DC-30のヘッドアンプ版。
  • SC-30: DC-30の回路をベースにした1x12コンボモデル。
  • Chieftain: EL34管を採用。豊かなリバーブと太い中音域が特徴。
  • Clubman '35: 独自の「Click」トーンスイッチを備え、煌びやかなクリーンが特徴。

15-20 Watt Series

  • Lightning 15: ブライトでパンチのあるクラシックなマッチレス・サウンド。
  • Spitfire 15: VolumeとToneのみの極めてシンプルな設計。
  • Nighthawk 15: EF86プリ管を採用した15Wモデル。
  • Laurel Canyon: 6V6パワー管を採用し、アメリカンなニュアンスを加えたモデル。

High Gain / Other Series

  • Independence 35: フットスイッチで切り替え可能な3チャンネル仕様。
  • King Cobra: EF86プリ管とEL34パワー管を組み合わせ、深いビブラート機能を搭載。
  • Avalon 30: クリーンとオーバードライブのバランスに優れたモダンな設計。
  • Hot Box: 真空管を搭載したプリアンプ・ペダル。

マッチレスの著名なユーザー

参考文献

  • デイヴ・ハンター『真空管ギター・アンプ実用バイブル ベスト・サウンドを手に入れるために 歴史と仕組み、選び方と作り方』(DU BOOKS、2014年)ISBN 978-4-925064-73-6

脚注

関連項目

外部リンク

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