マリブ (リキュール)
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概要
商品開発
マリブの開発は、特段に検討された戦略のもとでおこなわれた。
まず、消費者のライフスタイルがカジュアルなものに変化しつつあること、そうしたスタイルにフィットした製品を作ることというコンセプトが決められ、また、商品のキーワードとして「エキゾチック(非日常性)」が設定された。次に、商品の主となる消費者層として、欧米地域およびオーストラリアの若者層[3]を設定した。また、二次的な消費者層としては35歳くらいまでの独身女性[4]を想定した。これらの層に属する消費者は、「カジュアルなライフスタイルの実践者である」と定義されたのである。
主となる消費者層の自宅にある飲み物として、オレンジ・ジュース、コーラや炭酸飲料[5]が挙げられるとし、これらの飲料で割って飲んでも美味であることが求められた。また、二次的な消費者層、つまり25歳以上の消費者については、酒をトニックウォーターやソーダで割って飲むの見方が主流であるとし、そのような飲み方であっても美味であることも求められた。
こうして、ココナッツの香味を持ちながらも軽く、また甘く口当たりの良い風味がつけられた。そのまま飲用しても美味で、またマリブに何か副材料を足すだけでも楽しめる酒として、戦略どおり若者に普及していったのである[6]。
製造
ジャマイカおよびバルバドスを原産とするライト・ホワイト・ラムをベースとする。ベースに、カリブ産のココナッツの果肉を浸漬したのち、蒸留したものを原液とする。その後、ホワイト・ラムやシロップ、水などを配合する。最終的な製品の色は無色透明である。乳白色の瓶に詰められ、出荷される。