ミクリガヤ
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ミクリガヤ | ||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Rhynchospora malasica C. B. Clarke, 1893 |
ミクリガヤ Rhynchospora malasica は、カヤツリグサ科の植物の1つ。尖った小穂がくす玉状に集まった穂を花茎に複数並べてつける。熱帯域の植物で、日本では南岸地域にあるがごく珍しい。
多年生の草本で、根茎から多数の茎を直立させる[1]。地下茎は長く横に伸び、地上の茎はそれぞれ単独に生じる[2]。茎は直立し、高さ40-100cmに達する。茎は硬くて滑らかでざらつかず、断面は3稜形となっている。葉は茎の中程から多数が出ており、広線形で長さ40cm、葉幅は5-10mmで縁はざらつかず滑らか[3]。葉身は長くてその長さは茎を高く越え、また葉の基部は長い鞘となっている[4]。
花期は8-10月で、茎の中程から上の葉(苞)の基部に3-5個の分花序をつける。分花序は小穂が多数、頭状に集まったもので、その径は約1.5cm。また分花序には柄がなく[5]、茎に直接についているように見える。小穂は広披針形で長さ7mm、7枚ほどの鱗片が螺旋状に配列したものである。それぞれの鱗片は披針形で先端は尖っている。果実は広倒卵形で断面は凸レンズ状をしており、長さは2~2.5mm、暗褐色で光沢がない。柱頭の基部は扁平な円錐状で長さは約0.3mm。針状になった花被片は6あり、長いものは痩果の長さの2倍を超え、またその表面は滑らかとなっている。柱頭は2つに裂ける。
和名は小穂の集まった様子がガマ科のミクリに似ていることによる[4]。
- 湿地に群生する様子
- 穂の拡大像