ミミナガバンディクート

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ミミナガバンディクート
ミミナガバンディクート
ミミナガバンディクート Macrotis lagotis
保全状況評価[1][2]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svg
Status iucn3.1 VU.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: バンディクート形目
Peramelemorphia
: ミミナガバンディクート科
Thylacomyidae Bensley, 1903[3]
: ミミナガバンディクート属
Macrotis Reid, 1837[3]
: ミミナガバンディクート
M. lagotis
学名
Macrotis lagotis (Reid, 1837)[1][3]
シノニム

Paramales lagotis Reid, 1837[3]

和名
ミミナガバンディクート[4]
英名
Bilby[1][4]
Greater bilby[1][4]
Greater rabbit-eared bandicoot[1]
Pinkie[4]
Rabbit bandicoot[4]
Rabbit-eared bandicoot[4]

ミミナガバンディクート (Macrotis lagotis) は、哺乳綱バンディクート形目ミミナガバンティクート科ミミナガバンディクート属に分類される有袋類。ミミナガバンティクート科は本種のみが現生する。別名ウサギバンディクートビルビフクロウサギ[4]

形態

頭胴長(体長)オス35 - 55センチメートル、メス29 - 39センチメートル[4]。尾長オス20 - 29センチメートル、メス20 - 28センチメートル[4]体重オス1 - 2.5キログラム、メス0.8 - 1.1キログラム[4]。全身の毛衣は青灰色[4]。尾は黒く、先端の方は白い[4]。尾の先端は体毛で被われない[4]

耳介は大型で長い[4]

生態

夜行性[4]。シロアリの蟻塚の下や藪に長さ300センチメートル、深さ40 - 60センチメートル(180センチメートルに達した例もある)の巣穴を掘る[4]

昆虫果実種子球根などを食べる[4]。聴覚と嗅覚を使い食物を探す[4]

繁殖様式は胎生。周年繁殖し、平均20.4日おきに発情する[4]。妊娠期間は約14日[4]。1回に1 - 2頭の幼獣(まれに3頭)を産む[4]。幼獣は生後80日ほどで育児嚢の外に出る[4]。メスは生後150日で性成熟する[4]

人間との関係

人為的に移入されたアカギツネ・ノネコなどによる捕食が原因で生息数は減少し、野火による生息地の破壊による影響も懸念されている[1]。以前は南緯18度以南のオーストラリア大陸の乾燥・半乾燥地帯の70 %以上に分布していたとされるが、1920 - 1930年代には南オーストラリア州北部、1940 - 1950年代にはニューサウスウェールズ州と南オーストラリア州南部では絶滅したと考えられている[1]。飼育下繁殖した個体を、絶滅した地域に再導入する試みが進められている[1][4]。1975年のワシントン条約発効時から、ワシントン条約附属書Iに掲載されている[2]

ミミナガバンディクートが巣穴に果実、種子、球根などを持ち込む生態と植生の再生の関係が研究されている[5]。ボランティアによる調査に用いるマニュアル[6]が作成された[7]。保護区Arid Recovery Reserveは外周を高さ1.8メートルの金網フェンスで囲った区画が複数あり、中央区画の面積は52平方キロメートルで2000年4月にMonarto Zoo (英語版)の飼育施設から再導入した個体数は9頭(雌5、雄4)。北区画には同動物園から2003年に8頭(雌4、雄4)を、2005年に10 頭を受け入れている。2004年、同じ区画に放された15頭(雌4、雄11)はサウスオーストラリア州Thistle Islandから送られた。2008年時点で再導入した個体数は合計42頭(雌18、雄24)。[8][要出典]

出典

参考文献

関連項目

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