ムツアシガメ属
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| ムツアシガメ属 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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エミスムツアシガメ Manouria emys | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| (ワシントン条約附属書II類) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
→「リクガメ科」も参照
外部形態は異なる点が多いものの、内部形態では類似点が多いとされる。また近年の分子系統学による研究でも、本属を構成する2種は単系統群とされる。
- Manouria emys エミスムツアシガメ Asian forest tortoise
- Manouria impressa インプレッサムツアシガメ Impressed tortoise
- Manouria oyamai オオヤマリクガメ[1][2]
分布
形態
最大種はエミスムツシガメで最大甲長60cmとユーラシア大陸に分布するリクガメ科でも最大種。最小種はインプレッサムツアシガメで最大甲長31cm。背甲はやや扁平で、頂部は平ら。鼠蹊甲板は2枚以上で、鼠蹊甲板全体は腋下甲板より大型。腹甲の中では腹甲板が最も大型で、喉甲板は分厚くなる。
頭部は大型で、吻端は突出せず上顎の先端はやや鉤状になるか鉤状にならない。前肢は棍棒状で、棘や瓦状になった大型の鱗で覆われる。後肢と尾の間には発達した棘状の鱗がありムツアシ(六肢)の由来になっているが、本属固有の形態ではない。
オスの成体は左右の肛甲板の間の切れ込みが深く、アルファベットの「U」字状。また尾が太くて長く、尾を後ろへ伸ばした状態では総排出口全体が背甲の外側にある。メスは左右の肛甲板の間の切れ込みが浅く、アルファベットの「V」字状。また尾が細くて短く、尾を後ろへ伸ばした状態では総排出口全体が背甲の内側にある。
生態
人間との関係
中華人民共和国や生息地では食用や薬用とされることもある。
開発による生息地の破壊や、食用やペット用としての乱獲等により生息数が激減している。南西諸島に分布していた本属の構成種とされるオオヤマリクガメは後期更新世の地層から発見されており、発見時の痕跡などから渡来してきた人類の影響で絶滅したと考えられている[1]。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。