ムーディー線図は水圧低下ΔP(または 損失水頭hf)を求めるために利用される。損失水頭はダルシー・ワイスバッハの式を用いて計算することができる:

水圧低下は次のようにも記述される:

- ρ : 流体の密度 [kg/m3]
- V : 流体の平均速度 [m/s]
- f : 摩擦損失係数[無次元]
- l : 配管の長さ[m]
- d : 配管の直径[m]
(単位は SI による例)
原図は様々な相対粗度と流れ領域でのレイノルズ数に対しダルシー・ワイスバッハの式の摩擦損失係数をプロットしている。相対粗度は配管内の平均粗度εと配管の直径dの比、すなわちε/d と定義される。
ムーディー線図は2つの流れ領域である層流及び乱流に分けることができる。層流領域においては、摩擦損失係数はポアズイユにより解析的に求められ、f = 64/Re とされている。この領域では粗度は考慮する必要はない。乱流領域においては、摩擦損失係数とレイノルズ数の関係は複雑であり、陰方程式であるコールブルックの式により決定される:
