メイズ・オヴ・オナー・タルト
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由来
伝説によると、このタルトはヘンリー8世の時代までさかのぼると言われている[8]。このタルトについて広く知られている俗説として、王妃のメイド・オヴ・オナー(女官たち)がケーキを食べているところを見て、そのケーキを食べてみたいと王が所望したという逸話がある[9]。王はこのケーキを美味しいと思い、女官たちにちなんだ名をつけたという。さらに話を大きくして、そのタルトを作った女官は監禁されて王のためだけに菓子を作らねばならなくなったという物語もある[10]。さらにまた別の話として、このタルトはその時女官であり、ヘンリー8世のために菓子を作ったアン・ブーリンにちなんで名付けられたという伝承もある[11][12]。
しかしながらこうした逸話はいずれも伝承にすぎないため信憑性は薄く、正確なことはよくわかっていない[13]。最初にこのタルトが「メイズ・オヴ・オナー」という名称で印刷物に記載されたのは1769年頃のことであり、18世紀末のレシピも残っている[13]。
