メチロシナス属
From Wikipedia, the free encyclopedia
| メチロシナス属 | ||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | ||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||
| Methylosinus Bowman et al. 1993[1] (IJSEMリストに掲載 1994[2]) | ||||||||||||||||||
| タイプ種 | ||||||||||||||||||
| メチロシナス・トリコスポリウム Methylosinus trichosporium (ex Whittenbury et al. 1970) Bowman et al. 1993[1] (IJSEMリストに掲載 1994[2]) | ||||||||||||||||||
| 下位分類(種)[3] | ||||||||||||||||||
|
メチロシナス属(Methylosinus)はプロテオバクテリア門アルファプロテオバクテリア綱ヒフォミクロビウム目メチロシスティス科の属の一つである[5]。
"Methylosinus"は、新ラテン語で「メチル基」を意味する名詞"methylo"と、「曲げること」を意味する名詞"sinus"を組み合わせた造語である[1]。幅0.5~1.0μm且つ長さ1.5~3.0μmの洋ナシ形又はビブリオ様の細胞を持つグラム陰性菌である。対数増殖期にロゼットを形成する。ロゼットを構成してしないとき、極鞭毛の房によって運動性を持つ。鞭毛の無い細胞極から、熱や乾燥に強い外生胞子を出芽させることによって主に増殖する。細胞はカプセル化されているが、ポリリン酸を蓄積しない。タイプII細胞質内膜が、細胞壁に平行になるよう配置されている。細胞はラウリル硫酸ナトリウムによって溶解されない。生育条件は温度20~37℃且つpH 5.5~9.0で、最適条件は約30℃且つpH6.5~7.0である。40℃を超える温度では生育しない。有機成長因子と塩化ナトリウムは必須ではない。偏性好気性化学従属栄養生物で、グループIIメチル栄養細菌である。セリントランスヒドロキシメチラーゼ経路を介したCx化合物を絶対利用する(いわゆる偏性メチロトローフ)。C-C結合を持つ化合物を炭素源及びエネルギー源とすることはできない。栄養寒天培地などの複雑な有機化合物の培地では生育しない。グループIメチル栄養細菌とは異なり、CO2固定のためのカルビン・ベンソン回路を持たないが、完全なトリカルボン酸サイクルを持つ。耐気性ニトロゲナーゼによる窒素固定能を持つ。オキシダーゼ及びカタラーゼ陽性である。独立栄養生物としてふるまうこと、脱窒すること、又は硝酸塩を亜硝酸塩に還元することはできない。主要なリン脂質脂肪酸(PFLA)は18:lo>8cである。主要なキノンはユビキノン8である。DNAのGC含量は63~67mol%である。