メトリアカントサウルス
From Wikipedia, the free encyclopedia
メトリアカントサウルス Metriacanthosaurus (「ほどよいトゲのあるトカゲ」の意味)は、メトリアカントサウルス類の恐竜の属の一つ。 イングランドのオックスフォード粘土層のジュラ紀(1億6000万年前)の地層から発見された。
| メトリアカントサウルス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生息年代: | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
復元図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジュラ紀中期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Metriacanthosaurus von Huene, 1923 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
発見の歴史

1923年、ドイツの古生物学者、フリードリッヒ・フォン・ヒューネはジュラ紀と白亜紀のヨーロッパの肉食恐竜についてまとめた論文を発表した。その論文中、OUM J.12144という不完全な腰、脚、そして背骨の一部からなる標本について記載した。それはメガロサウルスの新種と分類され、メガロサウルス・パルケリ Megalosaurus parkeri と命名された。種小名は19世紀の化石コレクター、 W. Parker への献名である[1] これらの骨はオックスフォード粘土層のジュラ紀後期の地層から見つかった[2]。
しかしながら1932年、フォン・ヒューネはそれがアルティスピナクスの種であると考え直し、A. parkeri と改めた[3]。
1964年、科学者エリック・ウォーカーはこれらの標本が、椎骨の棘突起の長さから、アルティスピナクスとは違いすぎると判断した。そして新属メトリアカントサウルスを提唱した[4] 。属名は古代ギリシア語の metrikos ("moderate"、ほどよい)と akantha("spine"、トゲ)の組み合わせを用いており、椎骨がアロサウルスのような典型的なカルノサウルス類よりも長く、アクロカントサウルスのような高い突起をもつものほどには高くないことに因んでいる。
記載
分類
もともとメガロサウルス属の種として命名された為、メガロサウルス科に分類されていたが、メトリアカントサウルスはよりメトリアカントサウルス科のメンバーに似ている。ヤンチュアノサウルスのような属と近縁であると考えられ、1988年にポールはこの二属をシノニムとした。しかし2007年のダレン・ネイシュらによるイギリスの恐竜のレビューによると、それらには差異があるという。メトリアカントサウルスはヨーロッパで発見された最初のシンラプトル類の属で、他の可能性のあるメンバーとしてはロウリンハノサウルスが存在する[2] 。メトリアカントサウルスは恐らくメトリアカントサウルス亜科のメンバーである[7]。
以下は2012年のMatthew Carranoet al. による簡略化されたテタヌラ類のクラドグラム[7]。
| メトリアカントサウルス科 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||