標高2,400mの地点にて3本の氷河が合流し、メール・ド・グラース氷河となる。下端は標高1,400m、主な流路方向は北北西。かつてはシャモニー=モン=ブランから見ることができたが、氷河の後退により、現在では見ることができなくなっている。流速はおおよそ年速90m。氷河上部には、クーベルクル小屋(フランス語版)という山小屋がある[4]。
シャモニーからメール・ド・グラース氷河までモンタンヴェール鉄道が観光客を運ぶ。1973年には氷河の下に延べ長さ10kmのトンネルが作られ、3kmほど下流に氷河から溶け出す水を利用するレ・ボワ水力発電所(発電量年1億1千3百万kW)が設けられている。過去140年間で温暖化のために氷河は2km後退、220m薄くなっている。