モモイロノウゼン

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モモイロノウゼン
モモイロノウゼンの花
(2024年4月 沖縄県石垣市)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids /
真正キク類I euasterids I
: シソ目 Lamiales
: ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae
: タベブイア属 Tabebuia
: モモイロノウゼン T. pallida[1]
学名
Tabebuia pallida (Lindl.) Miers[1]
和名
モモイロノウゼン、ピンクテコマ
英名
cuban pink trumpet tree
植栽
掌状複葉。基部2枚以外には小葉柄がある

モモイロノウゼン(桃色凌霄、別名 ピンクテコマ、学名:Tabebuia pallida)はノウゼンカズラ科タベブイア属の半常緑高木ベネズエラ国花

高さ2–10 mで、熱帯では20 mに達するとされる。生長は早い。葉は対生し、掌状複葉で小葉は3–5枚(1–3枚とする文献もある[2])、全縁、革質でやや厚く光沢が強い。小葉長は6–15 cmで、基部の小葉以外は明瞭な小葉柄がある。小葉の先端は丸い。花は淡桃~白色の漏斗状で、枝先にまとまってつく。花筒は中央部が黄色を帯び、先端は5裂し、やや縮れる。開花は春~初夏が最盛期とされるが、一斉に咲くとは限らず、ほぼ通年開花がみられる。果実は長さ10–20 cmの細長い莢状で、熟すると裂開する[3][4][5][6][7][2][8]

分布と生育環境

熱帯アメリカ[3][4][7][2]メキシコ・ベネズエラ・エクアドル[5]、カリブ海[8]原産とされる。POWOではカリブ海リーワード諸島ウィンドワード諸島が原産としている[9]

利用

街路樹、公園樹、庭園樹[5][8]。自然樹形が美しいので、剪定は徒長枝の切除に留める。古い葉にスス病がみられることがあるが、害虫の発生はほとんどない。繁殖は実生や挿し木による[5]

属の分類と近縁種

別名ピンクテコマとされる種の1つだが、本種はTabebuia属。本種の葉先は尖らず、花は淡桃色。同属のキダチベニノウゼン T. roseaもピンクテコマと称されるが、こちらは葉先が尖り、花は濃桃色。

両種はよく似ており、図鑑により学名などに混乱もみられるが、本項では大川・林(2016)[7]などに従い、葉先が鈍頭の種をモモイロノウゼン T. pallidaとした。

脚注

参考文献

外部リンク

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