モルニヤ (ロケット)
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概要
モルニヤの設計はボストークロケットと部分的に共通しているものの、段数が1つ多い。このため楕円軌道や地球離脱軌道に高い精度と自由度でペイロードを投入できた。最初のモルニヤは1960年10月10日に火星探査機を載せて飛び立ったが、第3段エンジンが故障して失敗した。
初期型のモルニヤ(8K78)は26回中12回しか成功しなかった。特に、宇宙空間で第4段エンジンを点火するのに失敗し、衛星や探査機を最終的な軌道に送り届けられないことが多かった。この欠陥は後の型では改善された。1964年に導入されたモルニヤMロケット(8K78M)は、モルニヤ通信衛星、早期警戒衛星、宇宙探査機(ベネラ・マルス)などを打ち上げた。
2010年9月30日に最後のモルニヤMが軍事衛星コスモス2469号の打ち上げに成功し、モルニヤシリーズは運用を終えた。ソユーズ2ロケットや新開発のアンガラ・ロケットが後継として想定されている[1]。