モンゲトゥ

From Wikipedia, the free encyclopedia

モンゲトゥモンゴル語: Mönggetü,中国語: 蒙格禿、生没年不詳)とは、13世紀に活躍したモンゴル帝国の将軍。Mönggetüとは「黒子」を意味するモンゴル語オゴデイ・カアンの治世にタンマチ(辺境鎮戍軍)を率いてインド方面に侵攻した人物である。

ヒンドゥスタン・カシミール方面のタンマチ司令官

『モンゴル秘史』では蒙格禿(mēnggétū)、『集史』ではمونکدو(mūnkdū)と記される。キヤト氏千人隊長と同一人物であるとする説もあるが、真偽は不明。

第二代皇帝オゴデイがカアンに即位すると、モンゴル帝国ではタンマチ(辺境鎮戍軍)が帝国辺境の各地に派遣された。西方では先にチョルマグン率いる4万のタンマチが派遣されていたが、その後詰めとして新たに2万のタンマチがヒンドゥスタン・カシミール方面に派遣されていた(モンゴルのインド侵攻)。このタンマチの最初の司令官はダイルであったが、これにモンゲトゥも従軍し、ダイルの死後は司令官職を受け継いだ[1]

「ヒンドゥスタン・カシミールのタンマチ」司令官職はモンゲトゥの後オコトルに引き継がれ、更にその後サリ・ノヤンの時代にフレグ・ウルスの一部とされた。

歴代ヒンドゥスタン・カシミール方面タンマチ司令官

  1. ダイル(Dayir >tàyìér,荅亦児/Dāīr,دایر)
  2. モンゲトゥ(Mönggetü >mēnggétū,蒙格禿/mūnkdū,مونکدو)
  3. オコトル(Oqotur >wòhuōtūér,斡豁禿児/hūqūtur,هوقوتر)
  4. サリ・ノヤン(Sali Noyan >sālī nūyān,سالی نویان)

脚注

参考資料

Related Articles

Wikiwand AI