Wikiwand AI

モンテレイ (メキシコ)

メキシコの都市 From Wikipedia, the free encyclopedia

モンテレイ(スペイン語: Monterrey [monteˈrei])は、メキシコ北東部のヌエボ・レオン州の州都。都市圏人口は約568万人(2021年)で、グアダラハラと並ぶメキシコ第二の都市となっている[2]。隣接するサン・ペドロ・ガルサ・ガルシアやグアダルーペ、サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサ等とあわせてモンテレイ大都市圏を形成している。

概要 モンテレイ Monterrey, 位置 ...
モンテレイ
Monterrey
メキシコの旗
モンテレイの市旗 モンテレイの市章
Municipio旗 Municipio章
愛称 : La Sultana del Norte, La Ciudad de las Montañas
標語 : "El trabajo templa el espíritu"
位置
の位置図
位置
モンテレイの位置(メキシコ内)
モンテレイ
モンテレイ
モンテレイ (メキシコ)
モンテレイの位置(ヌエボ・レオン州内)
モンテレイ
モンテレイ
モンテレイ (ヌエボ・レオン州)
座標 : 北緯25度40分0秒 西経100度18分0秒
歴史
Founded 1596年9月20日
行政
国 メキシコの旗 メキシコ
 州 ヌエボ・レオン州
 Municipio モンテレイ
市長 Adrián Emilio de la Garza Santos
(PRI)
地理
面積  
  Municipio域 860 km2 (332 mi2)
  都市圏 5,771.80 km2 (2,228.5 mi2)
標高 537 m (1,762 ft)
人口
人口 (2024年現在)
  Municipio域 1,135,512人
  都市圏 5,680,000人
  備考 [1]
その他
等時帯 中部標準時 (UTC-6)
夏時間 中部夏時間 (UTC-5)
郵便番号 64000 -
市外局番 81
公式ウェブサイト : http://www.monterrey.gob.mx/
閉じる
モンテレイの夜景

概要

一人あたりのGDPはメキシコの平均値の2倍近い数値を示しており、生活水準の高い都市である。アメリカ=メキシコ国境に近いという地理的条件から、外資系企業が多数進出しており、経済発展に大きく貢献している。

地理

東マドレ山脈(スペイン語版)(シエラマドレ・オリエンタル山脈)の麓に位置し、標高は540mである。山がちな地形から「山々の町(La Ciudad de las Montañas)」として知られる。シエラマドレ山脈は石灰岩(石灰)、堆積岩の山地で、主にジュラ紀と白亜紀の珊瑚や貝類の堆積であった。

一帯には針葉樹林、オーク林、低木林などがあり、周辺の山々にはクリムネインコ(英語版)、アメリカグマ、ジャガーなどが生息しており、一部はオウムの保護区に指定されている。クンブレス・デ・モンテレイ国立公園(スペイン語版)はユネスコの生物圏保護区に登録されている[3]。

歴史

1577年、スペインからの植民により創設。17世紀には都市としての機能を整え始めた。メキシコ独立戦争以後、アメリカとの関係が強まり、テキサスがアメリカ領土となったあとは鉄道の拠点としてゲートウェイとなり経済的に豊かな都市となる。

1846年9月21日、米墨戦争では双方が多大な被害を出した激戦地となった(モンテレーの戦い)。石灰岩で作られた強固な砦をアメリカ軍の軽砲では破れず苦戦したが、数カ所で市内に突入したアメリカ軍兵士が住居を焼き討ちし攻撃。しかし市中のアメリカ軍兵をメキシコ側が捉え、捕虜として8週間の停戦を交渉し、その間にメキシコ側はモンテレイを明け渡した。

1861年に始まったフランスのメキシコ出兵でメキシコ共和国軍の将軍として活躍したマリアーノ・エスコベドは戦後にヌエボ・レオン州の知事に就任した。彼の名前は後に空港の公式名称となった。

1939年1月、モンテレイ日本人会が設立された[4]。

2021年、日本の豊田合成が市内に工場を建設、稼働を始めた[5]。

交通

空港

モンテレイのメイン空港として使われている。メキシコで最も近代的な空港と言われ、1000万人の年間旅客数を誇る。空港コードはMTY。公式名称には将軍・政治家マリアーノ・エスコベドの名が使われている。
主にゼネラル・アビエーションに使われている。空港コードはNTR。モンテレイの郊外アポダカにある。35年前にアメリカン航空によってこの地域初の空港として建設された。

鉄道

メトロレイ(スペイン語版)というライトレールの地下鉄が3系統運行されている。郊外では高架の上を走行する。

高速道路

観光

  • ウアステカ自然公園
  • ガルシア洞窟
  • サンタルシア遊歩道
  • 「司教の丘」と「司教の館」(Cerro del Obispado / Palacio del Obispado)
  • 政府庁舎(Palacio de Gobierno)
  • チピンケ自然公園
  • フンディドーラ公園
  • マクロプラサ
  • メキシコ史博物館
  • メトロポリタン聖母大聖堂
  • モンテレイ現代美術館

教育

スポーツ

2016年には第1回WBSC U-23ワールドカップを誘致した[6]。

治安

メキシコの都市のなかでは治安は良好な都市とされる。特にモンテレイに隣接するサン・ペドロ・ガルサ・ガルシアはメキシコでも最も裕福かつ治安の良い都市とされる。一方で、マフィアをめぐる麻薬戦争の舞台となることもあり注意を要する。2012年2月19日、市内にあるモンテレイ刑務所にて受刑者間の抗争事件が発生。抗争の背景には、メキシコ麻薬戦争があり、首謀者側のグループであるセタスは30名は、対立するガルフ・カルテルのメンバーら44名を襲撃して殺害。あらかじめ内通させていた看守の協力により脱走した[7]。

気候

ステップ気候に属している。標高が530mであまり高くないため夏は酷暑となり時に最高気温は45度に達する。一方、冬は北極寒気の影響を受けることがあり緯度のわりに寒冷となり氷点下にまで下がることも珍しくない。

さらに見る 月, 1月 ...
モンテレイ (1951–2010)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F) 38.0
(100.4)
39.5
(103.1)
43.0
(109.4)
48.0
(118.4)
46.0
(114.8)
45.0
(113)
41.5
(106.7)
42.5
(108.5)
41.0
(105.8)
39.0
(102.2)
39.0
(102.2)
39.0
(102.2)
48.0
(118.4)
平均最高気温 °C (°F) 20.7
(69.3)
23.2
(73.8)
26.9
(80.4)
30.0
(86)
32.2
(90)
33.8
(92.8)
34.8
(94.6)
34.5
(94.1)
31.5
(88.7)
27.6
(81.7)
24.1
(75.4)
21.2
(70.2)
28.4
(83.1)
日平均気温 °C (°F) 14.4
(57.9)
16.6
(61.9)
20.0
(68)
23.4
(74.1)
26.2
(79.2)
27.9
(82.2)
28.6
(83.5)
28.5
(83.3)
26.2
(79.2)
22.4
(72.3)
18.4
(65.1)
15.1
(59.2)
22.31
(72.16)
平均最低気温 °C (°F) 8.2
(46.8)
10.0
(50)
13.2
(55.8)
16.7
(62.1)
20.2
(68.4)
22.0
(71.6)
22.3
(72.1)
22.5
(72.5)
20.9
(69.6)
17.2
(63)
12.7
(54.9)
9.1
(48.4)
16.25
(61.27)
最低気温記録 °C (°F) −7
(19)
−7
(19)
−1
(30)
5.0
(41)
8.0
(46.4)
11.5
(52.7)
11.0
(51.8)
16.5
(61.7)
2.0
(35.6)
2.0
(35.6)
−5
(23)
−7.5
(18.5)
−7.5
(18.5)
降水量 mm (inch) 16.6
(0.654)
16.5
(0.65)
19.9
(0.783)
29.7
(1.169)
52.3
(2.059)
68.4
(2.693)
43.0
(1.693)
79.6
(3.134)
150.6
(5.929)
77.2
(3.039)
23.0
(0.906)
14.1
(0.555)
590.9
(23.264)
平均降雨日数 (≥1 mm) 4.2 3.8 3.4 4.5 5.7 5.6 3.9 6.4 8.2 6.5 4.1 3.4 59.7
平均降雪日数 (≥1 cm) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0
出典1:Servicio Meteorológico Nacional [8]
出典2:Colegio de Postgraduados: Normales climatológicas para el Estado de Nuevo León [9]
閉じる

姉妹都市

出典

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks