ヤマトマダニ
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一般にマダニ類は未吸血時の体長が2 - 7 mmの大型のダニで、卵、幼ダニ、若ダニ、成ダニの4つの発育ステージを持つ[3]。本種は体長約2 - 3 mmで、体色は黄褐色である[4]。日本国内では北海道から鹿児島(屋久島[5])まで広く分布し[6]、同属のシュルツェマダニが北方系と呼ばれるのに対し、本種は南方系と呼ばれる[3]。本州中部以北や高標高域では普通種である[7]。日本以外には東南アジアや台湾、韓国、中国、ブータン[8]に分布するとされる[1]。
マダニは山林に生息し、脊椎動物に寄生して吸血を行う[9]。ヤマトマダニは4つの発育ステージのうち、幼虫と若ダニは小型の哺乳類に寄生するが、成ダニはヒトを含めた大型哺乳類に寄生する事で知られ[4][3]、日本国内ではこれまでに多数の人体寄生例が報告されている[9]。日本では人体寄生するマダニでも特に主要な種として知られるが[6][9][1]、日本国内以外でもチベット、ミャンマー、ネパール、中国において人体寄生例が報告されている[10]。