ヤンバルトサカヤスデ

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ヤンバルトサカヤスデ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 多足亜門 Myriapoda
上綱 : ヤスデ上綱 Progoneata
: ヤスデ綱(倍脚綱) Diplopoda
: オビヤスデ目 Polydesmida
: ヤケヤスデ科 Paradoxosomatidae
: (訳語なし) Chamberlinius
: ヤンバルトサカヤスデC. hualienensis
学名
Chamberlinius hualienensis Wang
和名
ヤンバルトサカヤスデ

ヤンバルトサカヤスデChamberlinius hualienensis)は、節足動物門ヤスデ綱ヤケヤスデ科に属するヤスデの一種である。台湾原産で、種小名のhualienensisは花蓮のという意味であるが、東部の花蓮県のみならず台湾島各地で普通にみられる。

成虫は体長 2.5-3.5cm、体色は褐色で、淡褐色と濃褐色の縞模様がある[1]。本種は日本では外来種である。

生態

湿度の高い草地や落葉の多い土壌、道端の側溝など、日当たりの悪い湿った場所を好む。昼間は日射を避けて日陰に潜み、夜間に活動する。降雨の後など、特に湿度の高い夜には集団で大移動する。落ち葉や朽木、堆肥など、分解の進んだ腐植質を主な餌とする[1][2]。海浜近くにも出現する。

ヤンバルトサカヤスデの寿命は1年程度である[3]。集団で移動する時期が4-6月(幼虫の集団移動)と10-11月(成虫の集団移動)の年2回ある[4][3]。繁殖期は10-11月で交尾後は約1ヶ月で産卵する[3][1]。このタイミングは低温・短日条件により誘起および制御されていることが示唆されている[5]は直径 0.5mm ほどの球形で乳白色、1回の産卵で数百個の卵が房状に産み出される。卵は8日程度で孵化して乳白色の幼虫となり、亜成体を経て成体となる[2]。孵化直後の幼虫期は乾燥に弱いため主に地中で過ごすが、成長と共に地表に進出するようになる。特に湿度の高くなっている雨上がりの夜間には集団移動がみられる[3]

分布

台湾原産[3]1983年沖縄本島へ侵入後、生息域を北上させている。本州神奈川県2005年)や埼玉県静岡県でも確認されている[1]。樹木の移送などに随伴して土壌とともに卵や幼虫が運ばれ伝播するものと考えられている[3]

人間との関わり

脚注

外部リンク

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