ヤヴォリフ・パイ
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| ヤヴォリフ・パイ | |
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| 種類 | パイ |
| フルコース | 主菜、副菜 |
| 発祥地 | ウクライナ |
| 地域 | リヴィウ州ヤヴォリウおよびヤヴォリウ地区 |
| 関連食文化 | ウクライナ料理 |
| 提供時温度 | 温かい状態 |
| 主な材料 | 小麦粉、酵母、牛乳、卵、ジャガイモ、ソバの実、タマネギ |
ヤヴォリフ・パイ(ウクライナ語: Яворівський пиріг)は、ウクライナのリヴィウ州ヤヴォリウおよびその周辺地域に伝わる伝統的なパイ料理である[1]。ソバの実とジャガイモを具材としたこの料理は、同地域の「美味しい名刺」とも称され、祝日や日曜日、結婚式などの特別な日に古くから親しまれてきた[1]。
2022年7月6日、ウクライナ文化・情報政策省の布告(第228号)により、「ヤヴォリフ・パイの調理の伝統」としてウクライナの国家無形文化遺産リストに登録された(保護番号:027.nks)[1]。
調理法

生地
伝統的なイースト生地が用いられる[1]。温かい牛乳に酵母(イースト)を溶かし、小麦粉、塩、卵を加えてワレニキの生地よりも柔らかく練り上げ、暖かい場所で15分ほど発酵させる[1]。古い時代のレシピでは、卵を使わず水と油のみで生地を作ることもあった[1]。
具材(フィリング)
主な具材は、ジャガイモとソバの実である[1]。 茹でて湯切りし、すぐにマッシュしたジャガイモに、洗ったソバの実、塩、コショウを混ぜ合わせる[1]。ソバの実の扱いは家庭により異なり、挽いたもの、蒸したもの、あるいは生のものを使用するバリエーションが存在する[1]。 ここに、「マスティハ(Мастига)」と呼ばれる炒め物を加える[1]。これは細かく刻んだラード(サーロ)を黄金色になるまで炒め、さらに刻んだタマネギを加えて火を通したものである(精進期間中はラードの代わりに植物油が用いられる)[1]。
焼き上げ
薄く伸ばした生地の中央に熱い具材をのせ、生地の端で完全に包み込む[1]。油を塗った天板(デカ)にのせ、表面に溶き卵を塗ってフォークで数カ所に穴を開けた後、45分から60分ほど焼き上げる[1]。 焼き上がった直後の熱いパイは、皮が剥がれないように板の上に裏返しにし、リネン製の布巾を被せる[1]。さらにその上に板と重り(約3キログラム)をのせて15分ほど休ませる[1]。または、オーブンから取り出した後にラードを表面に塗り、クッキングシートと布巾で包んで皮にラードを染み込ませる方法もある[1]。