ユタ戦争
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初期の教団は、独自のキリスト教系宗教観や一夫多妻制といった慣習を以てコミュニティーを形成していたことから、地域住民らとの間に軋轢を生み、拠点を転々とするなどの移動生活を強いられていた。
そうした移動の中、初代教祖ジョセフ・スミス・ジュニアは、1844年にイリノイ州にて暴徒の襲撃を受け死亡。ブリガム・ヤングらの1派は西部に安住の地を求めモルモン開拓者として、1847年、現在のソルトレイクシティに拠点を構えるに至った。
しかし定着後もアメリカ西部開拓地への人口流入は続き、教団側と非教団側との軋轢は増すこととなった。連邦政府は、事実上独立を目指す教団への圧力として、1850年にソルトレイク周辺をユタ準州に昇格させ、国としての管理を主張する一方、1857年に軍隊を派遣するに至った。