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ヨウ化水銀(II)

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ヨウ化水銀(II)(ヨウかすいぎん(II)、Mercury(II) iodide)は、化学式が HgI2 の無機化合物である。赤橙色の結晶で、水にはほとんど溶けない。ヨード汞とも。

概要 物質名, 識別情報 ...
ヨウ化水銀(II)
β型(左)α型(右)
ヨウ化水銀(II)(α型)
ヨウ化水銀(II)(β型)
物質名
識別情報
ECHA InfoCard 100.028.976 ウィキデータを編集
性質
HgI2
モル質量 454.40 g/mol
外観 赤橙色の結晶または粉末
密度 6.36 g/cm3
融点 259 °C
沸点 350 °C
6 mg/100 ml
関連する物質
その他の
陰イオン
フッ化水銀(II)
塩化水銀(II)
臭化水銀(II)
その他の
陽イオン
ヨウ化亜鉛
ヨウ化カドミウム
関連物質 ヨウ化水銀(I)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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熱、光、臭化物、塩化物、アンモニア、アルカリ、シアン化物、銅塩、鉛塩、ヨードホルムおよび過酸化水素とは避けて保存する。

性質

ヨウ化水銀(II)はサーモクロミズム挙動を示し、126°Cに熱するとα型結晶から淡黄色のβ型結晶に相転移する。サンプルを冷却すると徐々に元の色に戻る。これはしばしばサーモクロミズムのデモンストレーションに使われる[1]。

用途

ヨウ化水銀(II)はアンモニアの検出に使われるネスラー試薬の合成に用いられる。半導体材料でもあり、X線とガンマ線の室温で動作する探知および画像化デバイスとして用いられる[2]。

医学ではヨウ化水銀(I)と同様に、梅毒性潰瘍の治療に用いられていた[3]が、毒性が強いために現在使われることはない。

存在

ヨウ化水銀(II)は非常に珍しい鉱物:ヨウ化水銀鉱(Coccinite)として天然に存在する。

脚注

関連項目

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