ヨコグラノキ属

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ヨコグラノキ属
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ上類 Superrosids
階級なし : バラ類 Rosids
階級なし : マメ類 Fabids
: バラ目 Rosales
: クロウメモドキ科
Rhamnaceae
: ヨコグラノキ属 Berchemiella
学名
Berchemiella Nakai (1923)[1][2][3]
タイプ種
Type not designated.[1]
和名
ヨコグラノキ属[2][3]
  • 本文参照

ヨコグラノキ属(ヨコグラノキぞく、学名Berchemiella Nakai (1923))は、クロウメモドキ科の一つ[1][2][3]。中国名は、小勾儿茶属[4]

落葉の直立する低木または小高木は紫褐色になり無毛、隆起する皮目が多い。は単葉で、互生し、縁は全縁になり、葉脈はいちじるしい平行羽状脈になり、羽状脈は葉縁まで届く。葉の基部は多少左右不相応になる。托葉は離生し、宿存するが、細くとがった上半分が枯れ落ちる。花序は腋生または頂生の小型の集散花序になり、枝の先端で総状の短い花穂をつける。は両性で、5数性からなり、小型で黄色から黄緑色になり、花柄がある。萼筒(花托)は杯形になり、裂片は三角形で、直立し、内面の中脈上に1個の嘴状突起がある。花弁は倒卵形になり、両側から内側に巻き、基部は爪になって萼筒の縁につく。雄蕊は花弁と離生し、花弁に抱かれる。 花盤は五角形状で、肥厚し、上面が平らになる。子房は上位で、球形、2室あり、各室の基部近くに胚珠が1個ある。花柱は単一で、太くかつ短く、花後に脱落する。柱頭はわずかに窪むか、浅く2裂する。果実は円柱状長楕円形の核果で、基部に水平に開いた萼筒がある。果実中に1個の硬い核があり、その中に種子が1個ある[3]

分布

世界に3種あり、日本と朝鮮半島に1種、中国大陸に2種ある[3]

名前の由来

属名 Berchemiella は、Berchemiaクマヤナギ属)の縮小辞、植物学者の中井猛之進 (1923) が提唱し、発表した[5]

分類

本属に属するヨコグラノキ Berchemiella berchemiifolia は、中井猛之進 (1923) によって新属 Berchemiella が記載され、本属に組み替えられた。それまでは、ヨコグラノキは、牧野富太郎 (1898) によってRhamnella berchemiaefolia とされ、ネコノチチ属とされていた[6]

本属は、ネコノチチ属 Rhamnella に似る。ネコノチチ属は、葉の縁は細鋸歯縁になり、花は黄緑色、子房 は花盤と離れて立ち、花盤は杯状の花托(萼筒)の内側に薄く裏打ちする。一方、本属は、葉の縁は全縁になり、花は黄色から黄緑色、子房の下半分を花盤が取り囲み、花盤は五角形状に肥厚して平らな上面をもつ[7]

脚注

参考文献

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