ヨブスマソウ
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| ヨブスマソウ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヨブスマソウの若い苗 (小石川植物園冷温室 2024年9月) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Parasenecio robustus (Tolm.) Kadota (2017)[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヨブスマソウ(夜衾草) |
ヨブスマソウ(夜衾草[6]、学名: Parasenecio robustus)はキク科コウモリソウ属の多年草である。若葉や若い茎葉は、山菜として食べられている。
特徴
日本の北海道、北関東以北の本州[8][6]、およびアジア北東部のサハリン、南千島、カムチャツカ、朝鮮半島、中国東北部に分布する[7][9]。山中の林中や谷間の少し湿った場所に群生する[7][6]。
多年生草本[6](地中植物)[9]。草丈は90 - 250センチメートル (cm) [8]。茎は中空で、若いうちは茎や葉に軟らかい毛が密生する[10]。
葉は互生し、葉身は大きな三角状の鉾形か三角状腎形で、長さ25 - 35 cm[7][8]、左右の角がピンと張り、葉縁には鋸歯がある[10]。葉柄に広い翼があり、ふつう基部は耳状で茎を抱くが[7][10]、ときに抱かないこともある[8]。総苞は10 - 12ミリメートル (mm) 、総苞片は5 - 8個ある[8]。
花期は夏から秋(7 - 10月)にかけて[8][6]。小さな白い花を多数咲かせる[6]。果実は痩果で灰色、長さ5 mm、幅1 mmほどのやや扁平の狭倒披針形で、冠毛は白色で長さ7 - 8 mmほどある[11]。果皮は約10個の低く細い縦隆条が並ぶ[11]。
近似種のオオバコウモリ(学名: Parasenecio tschonoskii)は葉柄の上部にだけ翼があって、茎を抱かず、総苞は7 - 8 mmで全体にやや小型である[8]。本州の主に日本海側に、同属で葉が五角状腎臓形のイヌドウナ(学名: Parasenecio aidzuensis)がある[7]。