冪級数展開を用いる証明
三角関数の一つ tan θ を θ について微分すると

となる。ここで tan θ = x とおくと

が導かれる。
また以下の等比級数を考える。

左辺は公比が −x2 であり、|−x2| < 1 すなわち |x| < 1 のとき 1/(1 + x2) に収束する。(1), (2)式から

が得られる。この両辺を x について項別積分すれば

となる(この時、左辺をarctan xと表すとグレゴリー級数のかたちとなる)。(x = 0のとき θ = 0 であるから定数項は 0 である。)tan θ = x としたので θ = π/4 のとき x = 1 である。これを利用して(3)式に θ = π/4 と x = 1 を代入すると

という式が現れる。ただし x = 1 は |x| < 1 の条件に反するので(3)式に x = 1 を代入できるかどうかが問題になるが、この場合は代入してもよいことが分かっている(アーベルの連続性定理)。
フーリエ級数を用いた証明
方形波をフーリエ級数で表す証明法もある。方形波 f(x) を

と定義する(これは区分的に滑らかな関数で [−π, π) 上可積分である)と、フーリエ係数 an はこの方形波が奇関数なので 0 であり、bn は以下の式で表す。

これを計算すると以下のようになる。

したがって方形波のフーリエ級数は

となり、f(x) は x = π/2 において連続であるから、両辺に x = π/2 を代入すると

であるのでライプニッツの公式が得られる。