ラインガウ
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ラインガウ (Rheingau) は、ドイツの地域 (Region) のひとつである。ヘッセン州の南西端でライン川の右岸、北に向かって流れていたライン川が、左に直角に向きを変え、西に向かって流れる部分の、北岸の丘陵地である。
「ガウ」(Gau) とは、フランク王国の時代に制定された地域のことである。ラインガウは8世紀にその地名の現れるフランク王国の王領地であったが、9世紀・10世紀にマインツ大司教領に編入された。中世末期、住民は自由を獲得したものの、1527年にはその特権を奪われた。1803年ナッサウ(Nassau)に、1866年 プロイセンに、1945年以降ヘッセン州に帰属した[1]。「-ガウ」が、現在残っているのはドイツに14あるワイン栽培地域名のラインガウだけで、ラインガウはワインの生産地域名としてのみ用いられている。地名としてはオランダのマースガウに残っている。ライン地溝帯の中心部に位置し、現行の行政区画ではダルムシュタット行政管区ラインガウ=タウヌス郡に属す。
地名表記は、788年 „Rînahgawe“, 795年 „Rînecgowe“, 1085年 „Rînegowe“と変遷した。本来の地名を構成していた3個の部分の内、真ん中の部分、すなわち、Eisenachなど多くの河川名に使われている-ach,-ahが弱化、さらに消失して今日の形になった[2]。-gauは、-au,-aueの「集合形」(Kollektivbildung)で「(水辺の)地帯」を意味した[3]。