ラクチトール
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ラクチトール(Lactitol)は、低カロリーで砂糖の約40%の甘さを持ち、代替甘味料として用いられる糖アルコールである。瀉下薬としても用いられる。ダニスコとPurac Biochemの2つの業者が作っている。
| 臨床データ | |
|---|---|
| 販売名 | Importal, Pizensy, Lacty |
| 別名 | Lactitol Hydrate (JAN JP) |
| 医療品規制 | |
| 投与経路 | 経口 |
| ATCコード |
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| 法的地位 | |
| 法的地位 |
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| 識別子 | |
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| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| DrugBank | |
| ChemSpider | |
| UNII | |
| KEGG | |
| ChEBI | |
| ChEMBL | |
| E number | E966 (その他) |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.008.698 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C12H24O11 |
| 分子量 | 344.313 g·mol−1 |
| 3D model (JSmol) | |
| 融点 | 146 °C (295 °F) |
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応用
安全性と健康
ラクチトール、エリトリトール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、マルチトールは、全て糖アルコールである。アメリカ食品医薬品局は、糖アルコールを、”GRAS”(一般に安全を認められる)に分類している。食品添加物として承認されており、う蝕や血糖値の上昇を生じさせないものとして認識されている。世界中の多くの国でも、食品への利用が認められている。
エリトリトールを除いた他の多くの糖アルコールと同様に、ラクチトールも人によっては、筋痙攣、鼓腸、下痢等を起こす。これは、ヒトが上部消化管に、適したβ-ガラクトシダーゼを持っていないため、摂取したラクチトールの大部分が大腸まで到達し[3]、ここで腸内細菌によって発酵されて、浸透作用により腸に水を吸い上げる。ヒトによる実験では、1日当たり5グラムのチョコレートの摂取では消化管に全く変化はなく、1日当たり10グラムでもほとんど変化はなかった[4]。