ラムフォーム・スターリング
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| ラムフォーム・スターリング たんさ | |
|---|---|
|
「たんさ」に改装された本船 | |
| 基本情報 | |
| 船種 | 三次元物理探査船 |
| クラス | Ramform S-class |
| 船籍 |
→ |
| 所有者 |
Petroleum Geo-Services →エネルギー・金属鉱物資源機構 |
| 運用者 |
Petroleum Geo-Services →オーシャン・ジオフロンティア |
| 建造所 | STXヨーロッパ造船ラングステン造船所 |
| 母港 |
ナッソー →東京 |
| 姉妹船 | ラムフォーム・ソブリン |
| 建造費 | 5億8000万ノルウェークローネ |
| 船級 |
DNV +1A1, BIS, Clean, E0, HELDK, Ice(C), RP, TMON →NK(船籍港:東京) |
| 船舶番号 | 143589 |
| 信号符字 |
C6YE5 →7KFI[1] |
| IMO番号 | 9413303 |
| MMSI番号 | 311029900 |
| 改名 |
Ramform Sterling ( - 2019年) →たんさ (2019年 - ) |
| 経歴 | |
| 竣工 | 2009年6月30日 |
| 現況 | 就役中 |
| 要目 | |
| 総トン数 |
13,721トン →13,782トン |
| 全長 | 102.2 m |
| 垂線間長 | 95.39 m |
| 型幅 | 40.0 m |
| 型深さ | 8.5 m |
| 喫水 | 7.4 m |
| 機関方式 | 電気推進 |
| 主機関 |
・ロールス・ロイスBergen B32:40直列9気筒ディーゼルエンジン×4基 ・ロールス・ロイスBergen B32:40直列6気筒ディーゼルエンジン×2基 ・上記主機用ABB製発電機×6基 ・バルチラ製ディーゼル発電機×2基(計22.16MW) ・三菱重工業製非常用発電機×1基 |
| 推進器 |
・コルトノズル付き可変ピッチプロペラ×2軸 (電動、計13.0MW) ・格納式アジマススラスタ×1基 (電動、1.8MW) |
| 出力 | 13.0 MW (17,400 hp) |
| 最大速力 | 18.0ノット |
| 搭載人員 | 70名 |
| 要目[2][3][4] →JOGMEC導入後の要目[5][6][7] | |
ラムフォーム・スターリング(Ramform Sterling)は、ノルウェーの資源調査会社Petroleum Geo-Services(PGS)社が運用していた三次元物理探査船である[8]。経済産業省所管の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、現エネルギー・金属鉱物資源機構)へ売却され[9]、資源調査船たんさとして運用されている[5][10]。
JOGMECの三次元物理探査船としては同じくPGS社から購入された資源(しげん、旧ラムフォーム・ヴィクトリー)があるが[11]、船齢が20年を超え老朽化が進んでいる。本船はこれを更新し、また船主を経産省[12]からJOGMECへ移すことで、国による三次元物理探査の継続的な実施に加え、民間企業による探査への活用等、機動的・効率的な運用を可能にする[13][14][15]。民間への物理探査船の貸し出しは平成28年の法改正によって可能となった[16]。
日本への引き渡しは2019年4月下旬を予定しており、売却価格は約130億円とされている[17]。売却後の船名は公募により決定される予定であり[18]、5月28日付でJOGMECは船名”たんさ”での無線局免許を受けている[19]。引き渡し時点で売却額の75%、2020年中に残額が支払われる予定である。建造経費として平成31年度予算までで累計100億円が要求されており、調達事業終了は平成32年度を予定している[20]。10月29日に就航記念式が行われ、船名「たんさ」が正式に公表された[21]。
売却契約には、1年毎に更新される最大10年間のサービス契約が含まれており、この契約についてPGS社は日本郵船と日立製作所との合弁会社を設立している。日本郵船は船舶運航、日立はデータ処理、PGS社は技術・運営サービス、サポート、訓練を担当する予定である[22]。 なお契約にはストリーマの売却は含まれていない。
2020年3月3日に左舷推進モーター1基、4月8日に右舷側1基が故障し、15日に運航を停止した[23]。8月22日にドック入りし、2021年1月29日まで修理が行われた。2月15日には運航を再開した[24]。
特徴
ラムフォーム・スターリングは2009年にSTXヨーロッパ造船ラングステン造船所で竣工した[8]。本船はラムフォーム・ソブリンとともにPGS社の”S”型調査船に属している。”S”型はストリーマリール26基を搭載し、22本のストリーマを同時に展開・曳航できる[8]。ストリーマと同時に曳航されるエアガンが海底に地震波を発し、その反射をストリーマで受信することによって精細な三次元地図を作成する。これを分析して資源探査に役立てることができる。ストリーマの展張範囲は幅1500m×長さ8000mに及び、資源(旧ラムフォーム・ヴィクトリー)の属していた”V”型に比べ調査可能面積は60%増加しているとされる[25]。また、電気推進方式を採用しており、優れた環境性能を持っている[8]。
航海計器はX及びSバンド航海レーダー(FAR-2117、FAR-2837)、ソナー(FE-700)、GPS(GP-150)、AIS(FA-150)などフルノ製のものが多く用いられている[25]。