ラリス・プレナスの石棺
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| ラリス・プレナスの石棺 | |
|---|---|
タルクイーニア国立博物館のラリス・プレナスの石棺 | |
| 材質 | 石灰岩 |
| 文字 | エトルリア文字 |
| 製作 | 紀元前2世紀か3世紀 |
| 発見 | タルクイーニア |
| 所蔵 | タルクイーニア国立博物館, タルクイーニア, イタリア |
| 識別 | CIE n.5430 |
ラリス・プレナスの石棺(ラリス・プレナスのせっかん(せきかん)、別名The Magistrate)は紀元前2~3世紀頃の石棺で、イタリアのタルクイーニアで発見され、現在はタルクイーニア国立博物館に所蔵されている。棺には、半分広げられた長い布(volumen)の前に横たわる人物、ラリス・プレナスが描かれており、その布にはエトルリア語の比較的長い連続した碑文(Corpus Inscriptionum Etruscarum, n.5430、約60語)が刻まれており、言語学的にも特に価値がある。

1 Lris . Pulenas . Larces . clan . Larthal . papacs
2 Velthurus . nefts . prumpts . Pules . Larisal . Creices
3 anen . zich . nethshrac . acasce . creals . Tarχnalθ . spu
4 rem . lucaircẹ . ipa . ruθcva . Caθas . hermeri . slicaχ̣
eṃ
5 aprinθvale . luθcva . Caθas . Paχanac . alumnaθe . hermu
6 mele . Crapisces . puts . χim . Culsl . Lẹp̣rnal . pσl . varχti . cẹrine . pul
7 alumnaθ . pul . hermu . huzrnatre . pσl . tenịṇ[e -5-] ci .
碑文はまず故人の名前と父(Larce)の名前を記しており、異例ながら祖父(Larth)、叔父(Velthuru)、曾祖父(Pule Laris Creice「ギリシア人」—おそらく紀元前400年頃にセルヴェテリで活動したギリシアの預言者ポルルス、エトルリア語ではCisra.[1] )まで記されている。残りの文は、故人の生前の功績を述べているようで、占術に関する文書(zich nethshrac acas-ce)[2][3] を書いたことも示されている。また、CathaおよびPacha(この時期のエトルリア語のバッカスで、Fufluns=エトルリアのディオニュソスと統合が進行中だった)[4]に仕えた祭司でもあったらしい。さらに、タルクイーニア(Tarχnalθ spurem)の都市をcrealとして統治した可能性があり、これは高位の公職であったと思われる[5]。