ラ・ローズ・ドゥ・モリナール
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ラ・ローズ・ドゥ・モリナールは、バラの園芸品種の1つ。2008年にフランスで、デルバールによって作出された[1][2][注 1]。
四季咲きまたは返り咲き性・シュラブのフロリバンダ系のモダンローズ[1][2]。日本よりも気温の低いドイツでは木立性と評価されている[3]。交配種は、Centenaire de Lourdes×ラスティング・ラブ[1]。日本では樹高が1.7mになる[4]。ドイツでは樹高1.3m、株張り90cm[3]。イギリスでは、樹高1.0m-1.5m、株張り100cm-150cm[5]。サーモンピンクを含んだローズピンク色の花を咲かせる[1][4]。花型はカップ咲き[1]。咲き進むとロゼット咲きに変化する[2]。花径は7cm-14cmの中大輪種[1][2][6][4]。数輪の房咲きになる[1][6]。花付きはとてもよい[1]。花もちもよい[1]。春以降もよく返り咲き、秋の花付きもシュラブとしては安定している[1]。ただ、花弁が雨にやや弱く、長雨が続くと傷むことがある[1]。秋の花をたくさん咲かせたければ、夏は早めに剪定する必要がある[1]。葉は光沢の強い照り葉[1]。樹勢は非常に強い[1]。成木になると大株に育つ[1][6]。花の香りの強さは強香[1][2][注 2]。香りの質はフルーツ香で、その香りのよさは高く評価されている[1][2][6][注 3]。耐病性に優れ、減農薬栽培も可能[1][2][4]。強健種である[2]。うどん粉病にとても強いが、黒点病の耐性はそれよりも少しだけ弱い[6]。また耐陰性もあり、半日陰でも花を付ける[2]。ADR認証を受けた品種である[3][6]。2012年には、英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞している[5]。日本国内では、第8回ぎふ国際ローズコンテストで銀賞・世界バラ会連合賞・ローズ・ヒルズ賞、国際香りのばら新品種コンクールで銀賞を受賞した[7][8]。自立するシュラブなので大型のブッシュとして育ててもよいし、小型のつるバラとしてもフェンスやオベリスクに利用できるが、花枝が長い欠点がある[1][4]。四季咲き性が強いので肥料は多めに与える方がよい[4]。剪定は通常通りでよく、深めに剪定しても花を付ける[4]。ハイブリッド・ティーと同じ感覚で育てても問題ない[4]。DelgraroseやEmilia Mariaの別名でも流通している[5]。流通名は、南フランスにある香水製造業者モリナールの名前から採られた[4][6]。