リオ (デュラン・デュランのアルバム)

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『リオ』
デュラン・デュランスタジオ・アルバム
リリース
録音 AIRロンドン
ジャンル ロックニュー・ウェイヴシンセポップ
時間
レーベル EMI
アメリカ合衆国の旗カナダの旗キャピトル・レコード
プロデュース コリン・サーストン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(イギリス[3]、ニュージーランド[4]
  • 6位(アメリカ[5]
  • 9位(スウェーデン[6]
  • 13位(ノルウェー[7]
  • 27位(日本[1]
  • 40位(オランダ[8]
ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(RIAA[9]
デュラン・デュラン アルバム 年表
デュラン・デュラン
(1981年)
リオ
(1982年)
セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー
(1983年)
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リオ』(Rio)は、イギリスロックバンドデュラン・デュラン1982年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

「マイ・オウン・ウェイ」は1981年11月16日発売のシングル曲で、全英シングルチャートでは最高14位を記録したが、バンド側はディスコ色の強い音作りを気に入らず、本作にはテンポを落とし、ストリングスを外してアンディ・テイラー英語版のギターを強調した別ヴァージョンが収録された[10]。なお、2009年に発売された2枚組デラックス・エディション盤のボーナス・ディスクには、この曲のシングル・ヴァージョンも収録されている[11]

タイトル曲でサクソフォーン・ソロを担当したアンディ・ハミルトンは、バンドのツアーにも帯同した[12]。また、クレジットには明記されていないが、「リオ」および「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」における笑い声は、ニック・ローズの当時のガールフレンド、シェリルによる[12]。ボーカリストのサイモン・ル・ボンは、「ニュー・レリジョン」でヴィブラフォン、「ラスト・チャンス・オン・ザ・ステアウェイ」でマリンバを演奏している[13]ジョン・テイラーは「悪夢の中の孤独」でフレットレスベースを使用しており、2017年のインタビューでは、ミック・カーンからの影響でフレットレスを弾いてみたと語っている[14]

ジャケット

シングル「マイ・オウン・ウェイ」および本作のジャケットには、当時『プレイボーイ』等に作品を提供していたアメリカ人イラストレーター、パトリック・ナゲル英語版の絵が使用された[15]。本作のジャケットのモデルは長年謎とされていたが、ナゲルの研究を続けてきた画商のモニカ・モイニハンは2024年、『ヴォーグ・フランス英語版』誌の1981年2月号に掲載された写真が元であると指摘し、ナゲルのアシスタントであったバリー・ハーンも事実と認めている[15]。なお、元の写真でモデルを務めたマーシー・ハントは、自身の結婚式でデュラン・デュランの曲を使うほどのファンだったが、まさか自分が『リオ』のジャケットのモチーフだったとは思わなかったという[15]。本作のジャケットは、『ビルボード』誌の2023年の企画「偉大なアルバム・カヴァー100」で20位にランク・インした[16]

反響

全英アルバムチャートでは最高2位を記録し、合計110週にわたりトップ100入りするロング・ヒットとなった[3]。ニュージーランドのアルバム・チャートでは2週連続で2位となり、合計58週トップ50入りした[4]。アメリカでは1983年にBillboard 200で最高6位を記録して[5]、1991年10月にはRIAAによりダブル・プラチナの認定を受けた[9]

評価

Ned Raggettはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「1980年代を代表するアルバム」「"Hungry Like the Wolf"は、タイトでギター中心のグルーヴとエレクトロニック的な音作りが融合され、聴き所の多い曲で、タイトル曲はゲストのアンディ・ハミルトンが優れたサックス・ソロを披露して、盛り上がる内容となっている」と評している[2]ピッチフォークのスタッフが2018年に選出した「1980年代のベスト・アルバム200」では172位となった[17]

ツアー

バンドは本作リリースに先がけて、オーストラリアおよび日本(東京・大阪・名古屋)でツアーを行うが、日本公演後にアンディ・テイラーが急病となり、ヨーロッパ・ツアーは延期された[18]。そして、6月23日より北米ツアーが行われ、8月にはブロンディオープニングアクトを務め、9月にはヨーロッパ・ツアーも開始された[18]

収録曲

全曲ともデュラン・デュラン作。

サイド1
  1. リオ – "Rio" – 5:39
  2. マイ・オウン・ウェイ – "My Own Way" – 4:51
  3. 悪夢の中の孤独 – "Lonely in Your Nightmare" – 3:51
  4. ハングリー・ライク・ザ・ウルフ – "Hungry Like the Wolf" – 3:41
  5. ホールド・バック・ザ・レイン – "Hold Back the Rain" – 3:51
サイド2
  1. ニュー・レリジョン – "New Religion" – 5:33
  2. ラスト・チャンス・オン・ザ・ステアウェイ – "Last Chance on the Stairway" – 4:22
  3. セイヴ・ア・プレイヤー – "Save a Prayer" – 5:26
  4. ザ・ショーファー – "The Chauffeur" – 5:19

2009年デラックス・エディション盤ボーナス・トラック

  1. リオ(USアルバム・リミックス) – "Rio (US Album Remix)" – 5:24
  2. マイ・オウン・ウェイ(カーニヴァル・リミックス) – "My Own Way (Carnival Remix)" – 4:29
  3. 悪夢の中の孤独(USアルバム・リミックス) – "Lonely in Your Nightmare (US Album Remix)" – 4:52
  4. ハングリー・ライク・ザ・ウルフ(USアルバム・リミックス) – "Hungry Like the Wolf (US Album Remix)" – 4:02
  5. ホールド・バック・ザ・レイン(USアルバム・リミックス) – "Hold Back the Rain (US Album Remix)" – 6:29

2009年デラックス・エディション盤ボーナス・ディスク

The Manchester Square Demos
  1. ラスト・チャンス・オン・ザ・ステアウェイ – "Last Chance on the Stairway" – 5:04
  2. マイ・オウン・ウェイ – "My Own Way" – 4:38
  3. ニュー・レリジョン – "New Religion" – 5:32
  4. ライク・アン・エンジェル – "Like an Angel" – 4:59
Non Album Singles and B-Sides
  1. マイ・オウン・ウェイ(オリジナル・7"ヴァージョン) – "My Own Way (Original 7" Version)" – 3:39
  2. ライク・アン・エンジェル – "Like an Angel" – 4:41
  3. ケアレス・メモリーズ(ライヴ) – "Careless Memories (Live)" – 4:11
  4. ザ・ショーファー(ブルー・シルヴァー)(アーリー・ヴァージョン) – "The Chauffeur (Blue Silver) (Early Version)" – 3:53
Versions & Mixes
  1. マイ・オウン・ウェイ(ナイト・ヴァージョン) – "My Own Way (Night Version)" – 6:31
  2. ハングリー・ライク・ザ・ウルフ(ナイト・ヴァージョン) – "Hungry Like the Wolf (Night Version)" – 5:11
  3. リオ(ナイト・ヴァージョン) – "Rio (Night Version)" – 6:39
  4. ニュー・レリジョン(カーニヴァル・リミックス) – "New Religion (Carnival Version)" – 5:13
  5. ホールド・バック・ザ・レイン(カーニヴァル・リミックス) – "Hold Back the Rain (Carnival Version)" – 7:00

シングル

本作からのシングルのチャート最高順位を示す。

タイトル アメリカ[5] イギリス[3] オランダ[8] ニュージーランド[4]
ハングリー・ライク・ザ・ウルフ 3位 5位 50位 4位
セイヴ・ア・プレイヤー - 2位 - 35位
リオ 14位 9位 - -

参加ミュージシャン

脚注

外部リンク

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