リディア・デイヴィス

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リディア・デイヴィス(Lydia Davis、1947年7月15日 - )は、アメリカ合衆国小説家翻訳家。主として短編小説の分野で活躍しており、特にわずか1、2行で終わるものを含む非常に短い作品(フラッシュフィクションと呼ばれる)の書き手としてよく知られている[1][2][3]。著書としてこれまでに数冊の短編集と長編小説『話の終わり』を出しているほか、フロベールプルーストサルトルなどフランス文学の訳書がある。

マサチューセッツ州ノーサンプトンで生まれる[4]。父はコロンビア大学の英語教授で批評家のロバート・ゴータム・デイヴィス、母は女性誌や『ニューヨーカー』に作品を発表している小説家ホープ・ヘイル・デイヴィスである[5]。父の教え子の中にはシルヴィア・プラスノーマン・メイラーポール・オースターなどがいる[6]

バーナード・カレッジで英文学を学ぶ[7]バーナード・カレッジで学んでいたころはもっぱら詩を書いていたという[8]。大学卒業後は翻訳で生計を立てつつアイルランドやフランスで生活した[9]。在学中に知己を得たポール・オースターと、1974年に結婚したが、1979年に離婚している[10]。のちに抽象画家のアラン・コートと再婚し、一児をもうけている[6][11]

1976年に最初の作品集『十三人めの女』を刊行。1987年に発表した作品集『分解する』で名声を得た[4]。1994年に長編である『話の終わり』を出版した。2009年にはそれまでの4冊の短編集をまとめた The Collected Stories of Lydia Davis が刊行された。グッゲンハイム賞、ラナン賞、マッカーサー賞などを受賞、2007年には短編集 Varieties of Disturbance全米図書賞最終候補となった[12]。その他、主な受賞にホワイティング財団文学賞(英語版)(1988)[13]、ラナン文学賞(英語版)(1998)[4]、アメリカ芸術文学アカデミー功労賞(英語版)(2013)[14]マン・ブッカー国際賞(2013)[15]など。

アメリカ合衆国ではフランス文学の翻訳家としても知られている[9]。これまでにフーコーブランショミショーサルトルミシェル・レリスミシェル・ビュトールなどの訳書を出しており、2002年にはプルーストの『失われた時を求めて』の「スワン家の方へ」の新訳を80年ぶりに公刊した。この功績により、2003年にフランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを受けている[12]。その後はフロベールの『ボヴァリー夫人』の新訳などを出しており、スペイン語やスウェーデン語からの翻訳も手掛けている[6]

2013年現在はニューヨークに住み、ニューヨーク州立大学オールバニ校でクリエイティブ・ライティングの教授を務めながら創作活動を行っている[16][17]

作風

著書

出典

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