リトル・クイーン

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リリース
録音 1977年2月-4月
Kaye-Smith(ワシントン州シアトル)
時間
『リトル・クイーン』
ハートスタジオ・アルバム
リリース
録音 1977年2月-4月
Kaye-Smith(ワシントン州シアトル)
ジャンル
時間
レーベル ポートレイト
プロデュース マイク・フィッシャー
ハート アルバム 年表
マガジン
1977年
リトル・クイーン
1977年
ドッグ&バタフライ
1978年
『リトル・クイーン』収録のシングル
  1. バラクーダ
    リリース: 1977年5月
  2. リトル・クイーン
    リリース: 1977年8月
  3. キック・イット・アウト
    リリース: 1977年10月
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
AllMusic4.5/5stars[1]
PopMattersMixed[2]
Rolling StoneMixed[3]
The Rolling Stone Album Guide3/5stars[4]

リトル・クイーン』(Little Queen)は、1977年5月にポートレイト・レコードからリリースされたアメリカのロックバンド、ハートの3枚目のスタジオアルバム。このアルバムは1977年2月から4月にかけてワシントン州シアトルのKaye-Smith Studiosでレコーディングとミキシングが行われた[5]。2004年6月29日にボーナストラック2曲を追加した『リトル・クイーン』のリマスター版がエピック・レコードレガシー・レコーディングスから発売された[6]

「バラクーダ」

グループはデビューアルバム『ドリームボート・アニーに続く『マガジン』に取り組んでいた。しかしながら、所属レーベルのマッシュルーム・レコードとの契約をめぐる争いから、グループはCBSレコード(現ソニー・ミュージック)の一部門として新たに設立されたポートレイト・レコードと契約することとなった[7]

マッシュルームとは2枚のアルバムを出す契約になっており、レーベル側は2枚目のアルバムをリリースする権利があるとの立場をとった。これに基づいて、マッシュルームは『リトル・クイーン』やその他のハートの作品のリリースを妨げようと試みた。マッシュルームは『マガジン』の未完成のスタジオ音源5曲を使い、B面にはライブ音源2曲を収録した。1977年4月のこのアルバムの初版では、ジャケット裏面にただし書きが記載されていた[7]

最終的に法廷はハートが新しいレーベルと契約する自由を認めたが、マッシュルームに2枚目のアルバムを提供することを要求した。これに従ってハートはスタジオに戻り、4日間のマラソンセッションで『マガジン』の録音を再録音、リミックス、編集を行い、曲順を入れ替えた。裁判所命令で警備員が近くに立ち、マスターテープが消去されないようにしていた[8]

『リトル・クイーン』は1977年5月14日にリリースされ、リメイク版の『マガジン』は1978年4月22日にビルボードにランクインした[9]。シングル「バラクーダ」のヒットもあって、『リトル・クイーン』は『マガジン』を圧倒的に上回り、最終的にアメリカレコード協会(RIAA)からトリプルプラチナの認定を受けた[10]。とは言うものの、1977年にほぼ同時にリリースされたことで、バンドは3枚のアルバム(『ドリームボート・アニー』、『マガジン』、『リトル・クイーン』)を同時にチャートに載せるという栄誉を得た[11]

『ドリームボート・アニー』がミリオンセラーとなった後でマッシュルームはローリング・ストーン誌の1976年12月30日号に "Million to One Shot Sells a Million"(「百万に一つの成功が百万枚売り上げる」)との見出しでバンドの成功を宣伝する一面広告を出した[12]。この広告はタブロイド紙ナショナル・エンクワイラー英語版の表紙を模したもので、『ドリームボート・アニー』のジャケット撮影時に撮られた肩を露出した写真が掲載されており、「ハートのウィルソン姉妹が告白:『初めてだったの!』」というキャプションが付けられていた[13]

この広告が世に出た後で、デトロイトのラジオプロモーターがアン・ウィルソンに恋人について質問をしたが、これはナンシーとの関係を近親相姦的なレズビアンの恋人同士とほのめかしたものだった。アンは激怒し、ホテルの部屋に引きこもって曲を書いた。彼女がこの出来事をナンシーに伝えると、ナンシーも激怒した。ナンシーはアンに加わり、メロディーとブリッジを提供した[14]。この曲は「バラクーダ」となり、5月28日にビルボードホット100にランクインし、最高11位を記録した[15]、バンドの代表曲の一つとなった。

収録曲

A面
#タイトル作詞・作曲時間
1.バラクーダ(Barracuda)
2.「愛を大切に」(Love Alive)
  • A・ウィルソン
  • フィッシャー
  • N・ウィルソン
3.「森の詩」(Sylvan Song)
  • N・ウィルソン
  • フィッシャー
4.「狩人の夢」(Dream of the Archer)
  • A・ウィルソン
  • フィッシャー
  • N・ウィルソン
5.キック・イット・アウト(Kick It Out)A・ウィルソン
Side two
#タイトル作詞・作曲時間
6.リトル・クイーン(Little Queen)
7.「やさしくして」(Treat Me Well)N・ウィルソン
8.「セイ・ハロー」(Say Hello)
  • A・ウィルソン
  • フィッシャー
  • N・ウィルソン
9.「クライ・トゥ・ミー」(Cry to Me)
  • A・ウィルソン
  • N・ウィルソン
10.「ゴー・オン・クライ」(Go On Cry)
  • A・ウィルソン
  • フィッシャー
  • N・ウィルソン
2004年リマスター再発版のボーナストラック[16]
#タイトル作詞作曲・編曲時間
11.「トゥー・ロング・ア・タイム」(Too Long a Time 「愛を大切に」の初期デモバージョン)
  • A・ウィルソン
  • フィッシャー
  • N・ウィルソン
  • A・ウィルソン
  • フィッシャー
  • N・ウィルソン
12.天国への階段(Stairway to Heaven 1976年にシアトルのアクエリアス・タヴァーンでのライヴ収録)

パーソネル

『リトル・クイーン』のライナーノーツより[5]

ハート

その他のミュージシャン

  • リン・ウィルソン・キーグル – ボーカル(9, 10)
  • シール・ダニントン – ボーカル(9, 10)

技術

  • マイク・フリッカー – 制作、エンジニア
  • バズ・リッチモンド – エンジニア
  • ウィンスロー・カッツ – エンジニア
  • マイク・フィッシャー – 特別ディレクション

美術

  • ハート – ジャケットコンセプト
  • マイク・ダウド – 美術監督
  • マリリン・ローメン – 美術監督
  • ジョン・キー – デザイン
  • ボブ・サイデマン英語版 – 写真

チャート成績

認定

脚注

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