リンギング
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電気回路において、リンギングは電圧もしくは電流の望まない振動である。電気パルスが回路内の寄生容量と寄生インダクタンス(すなわち設計の一部ではなく、回路を構成する材料の副産物)をそれらの特性周波数で共振させるときに、これが起きる[2]。リンギングのアーティファクトは矩形波でも現れる(ギブズ現象参照)。
リンギングは、余分な電流を流し、それによりエネルギーを無駄にし部品に余分な熱を発生させるため望ましいものではない。不要な電磁放射が放出されることがある[要出典]。望む最終状態への着地が遅れる(整定時間が長くなる)。デジタル回路の双安定素子の不要なトリガを引き起こす可能性がある。リンギングを起こす通信回路はフォールシングを起こす可能性がある。
ビデオ
オーディオ
リンギングは様々な方法でオーディオ機器に影響を与える可能性がある。このようなリンギングを引き起こす可能性のあるトランジェントは、オーディオ信号ではほとんど発生することはないが、オーディオアンプは設計によりリンギングを生成することがある。
トランスデューサ(マイクロフォンやスピーカーなど)もリンギングを発生しうる。移動質量が大きく減衰が少ない場合は、機械的なリンギングはスピーカーの問題によりなってしまうが、極端なものでは聴いて識別するのさえむずかしくなってしまう。
デジタルオーディオでは、ブリックウォールフィルタなどのフィルタの結果としてリンギングが発生する可能性がある。この場合、リンギングは過渡の前や後に生じる。
信号処理
信号処理において、「リンギング」はリンギングアーティファクト(急激に推移するところのスプリアス信号)を指す場合がある。これらにはいくつかの原因があり、例えば、JPEG圧縮で発生し、一部のオーディオ圧縮ではプリエコーとして発生する。
