リー・リトナー
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歴史
8歳よりギターを始め、ウェス・モンゴメリーに大きく影響される。16歳の頃にママス&パパスのセッションに参加し、スタジオ・ミュージシャンとしての活動を始めた[1]。南カリフォルニア大学入学後、GRPレコードの設立者の一人でキーボーディストである、デイヴ・グルーシンと出会い、1970年代にはスタジオ・ミュージシャンとして多数のアーティストと共演した。1974年には、ラヴ・アンリミテッド・オーケストラのアルバムに参加している。1975年にはレコーディングに参加したミッシェル・ポルナレフのバック・バンドの一員(キーボードはデイヴィッド・フォスター)としてツアーに参加。
1970年代半ばに自身のグループ、「ジェントル・ソウツ」を結成、1976年にファースト・アルバム『ファースト・コース』を発表。フュージョン・ブームの代表的なアルバム、1977年の『キャプテン・フィンガーズ』で自身初のBillboard 200入りを果たし[2]、アルバム・タイトルはリトナーの愛称となった[3]。1978年にはデイヴ・グルーシンの弟ドン・グルーシン等と「フレンドシップ」を結成。1979年に以前より影響を受けているブラジリアン・リズムを取り入れたアルバム『リー・リトナー・イン・リオ』を発表した。1981年には『RIT』を発表、このアルバムではエリック・タッグをヴォーカリストとして迎え、AORの「イズ・イット・ユー」がポップ・チャートでもヒットした。[4]
1990年、ボブ・ジェームス、ネイザン・イースト、ハーヴィー・メイソンと共にフォープレイを結成した。1991年のアルバム『フォープレイ』は、コンテンポラリー・ジャズ・チャートで33週間1位を続けた。[5][6][7]フォープレイは、1995年までに3枚のアルバムを発表した。しかし、1996年に自身のレーベル「i.e.ミュージック」を新設し、プロデュース業で多忙になったため脱退せざるを得なくなった。後任にはラリー・カールトンが加入した。フォープレイに在籍していた間、ジャズ・ギターのウェス・モンゴメリーに捧げた『ウェス・バウンド』を1993年に、1995年にカールトンとの合作『ラリー&リー』を発表。
1997年、i.e.ミュージックの配給や経営主体をポリグラムにまかせ、ボサノヴァのピアニストでコンポーザーのアントニオ・カルロス・ジョビンをテーマとした『ツイスト・オブ・ジョビン』など、テーマを持った『Twist Of ~』シリーズを発表した。2001年にはボブ・マーリーに捧げた『ツイスト・オブ・マーリー〜ボブ・マーリーに捧ぐ』、2003年にはモータウン・レーベルとタイアップした『ツイスト・オブ・モータウン』を発表した。2000年にはデイヴ・グルーシンと再び合作を作り、クラシック音楽をクロスオーバーした『トゥー・ワールド』を発表、デッカからの発売となった。
フュージョンのカシオペア"Four By Four"などの日本人ミュージシャンの作品でも、リー・リトナーのプレイを聴くことが可能である。2005年にピーク・レコードに移籍し、ジェントル・ソウツのメンバーや旧知とのライヴアルバム『ジェントル・ソウツ・リユニオン〜オーヴァータイム』を発表した。同時にDVDもリリースしている。
私生活においては2005年5月に歌手の杏里と婚約を発表。7月に杏里がリリースしたアルバムSolにプロデューサーとして関わった。しかし、2007年7月に週刊誌において破局が報じられ[8]、2008年4月28日に杏里の公式サイトにて、公式に婚約を破棄したことを報じた[9]。
ディスコグラフィ
アルバム
| 発売年 | タイトル | レーベル |
|---|---|---|
| 1976年 | ファースト・コース - First Course | Epic |
| 1977年 | キャプテン・フィンガーズ - Captain Fingers | Epic |
| 1977年 | ジェントル・ソウツ - Gentle Thoughts | JVC |
| 1977年 | シュガー・ローフ・エクスプレス - Sugar Loaf Express | JVC |
| 1978年 | フレンドシップ - Friendship | JVC |
| 1978年 | キャプテンズ・ジャーニー - The Captain's Journey | Elektra |
| 1979年 | リー・リトナー・イン・リオ - Rio | JVC |
| 1979年 | 暗闇へとびだせ - Feel the Night | Discovery |
| 1981年 | RIT - Rit | Discovery |
| 1982年 | RIT/2 - Rit 2 | Discovery |
| 1983年 | オン・ザ・ライン - On the Line | Elektra Musician |
| 1984年 | バンデッド・トゥゲザー - Banded Together | Discovery |
| 1985年 | ハーレクイン - Harlequin, デイヴ・グルーシンとの連名 | GRP |
| 1986年 | アース・ラン - Earth Run | GRP |
| 1987年 | ポートレイト - Portrait | GRP |
| 1988年 | フェスティヴァル - Festival | GRP |
| 1989年 | カラー・リット - Color Rit | GRP |
| 1990年 | ストールン・モーメンツ - Stolen Moments | GRP |
| 1993年 | ウェス・バウンド - Wes Bound | GRP |
| 1995年 | ラリー&リー - Larry & Lee, ラリー・カールトンとの連名 | GRP |
| 1997年 | ツイスト・オブ・ジョビン - A Twist of Jobim | GRP |
| 1997年 | リオ・ファンク〜アライヴ・イン・L.A. - Alive in L.A. | GRP |
| 1998年 | ディス・イズ・ラヴ - This Is Love | i.e. Music |
| 2000年 | トゥー・ワールド - Two Worlds, デイヴ・グルーシンとの連名 | Decca |
| 2001年 | ツイスト・オブ・マーリー〜ボブ・マーリーに捧ぐ - A Twist of Marley | GRP |
| 2002年 | リット・ハウス - Rit's House | GRP |
| 2003年 | ツイスト・オブ・モータウン - A Twist of Motown | GRP |
| 2003年 | ワールド・オブ・ブラジル - World of Brazil | GPR |
| 2005年 | ジェントル・ソウツ・リユニオン〜オーヴァータイム - Overtime | Peak |
| 2006年 | スモーク・アンド・ミラーズ - Smoke 'n' Mirrors | Peak |
| 2008年 | アンパロ〜トゥー・ワールドVol.2 - Amparo, デイヴ・グルーシンとの連名 | Decca |
| 2010年 | シックス・ストリング・セオリー - 6 String Theory | Concord |
| 2012年 | リズム・セッションズ〜リー・リトナー・スーパー・セッション2 - Rhythm Sessions | Concord |
| 2015年 | ツイスト・オブ・リット - A Twist of Rit | Concord |
| 2020年 | ドリームキャッチャー - Dreamcatcher | The Players Club, Yamaha Music Communications(JP) |
| 2024年 | ブラジル - Brasil | Candid, Pony Canyon(JP) |
グループのメンバーとして
フレンドシップ
(With エイブラハム・ラボリエル、アレックス・アクーニャ、ドン・グルーシン、アーニー・ワッツおよびスティーヴ・フォーマン)
- 『フレンドシップ』 - Friendship (Elektra, 1979)
L.A. Workshop
- Norwegian Wood (This Bird Has Flown) (Denon, 1988)
- Norwegian Wood, Vol. 2 (Denon, 1994)
- 『フォープレイ』 - Fourplay (Warner Bros., 1991)
- 『ビトゥイーン・ザ・シーツ』 - Between the Sheets (Warner Bros., 1993)
- 『エリクシール』 - Elixir (Warner Bros., 1995)
- 『ベスト・オブ・フォープレイ』 - Best of Fourplay (Warner Bros., 1997)
- 『GRPオールスター・ビッグ・バンド・プレイズ・ジャズ・スタンダーズ』 - GRP All-Star Big Band (GRP, 1992)
サイドマンとして
With アレッシー
- Driftin' (A&M, 1977)
- Words & Music (A&M, 1978)
With パティ・オースチン
- Love Is Gonna Getcha (GRP, 1990)
- That Secret Place (GRP, 1994)
With キャロル・ベイヤー・セイガー
- Carole Bayer Sager (Elektra, 1977)
- ...Too (Elektra, 1978)
- Sometimes Late at Night (Boardwalk, 1981)
With ジョージ・ベンソン
- Give Me the Night (Warner Bros., 1980)
- Songs and Stories (Concord, 2009)
テレビ出演
- 『東京JAZZ 2009』(NHK BShi) 2009年9月28日
- 『Song to soul〜永遠の1曲』(BS-TBS) 第31回
- 『東京JAZZ2011』(NHK BSプレミアム)2011年10月15日
- 『LEE RITENOUR & MIKE STERN LIVE at BLUE NOTE TOKYO』(BSフジ)2012年4月1日
- 音遊人(みゅーじん)(テレビ東京)2005年8月12日
- 『地球テレビ エル・ムンド』(NHK BS1) 2012年11月13日
関連映像/DVD
- ミッシェル・ポルナレフ - "Polnareff Classics Vintage"(2枚組DVD)- 1975年10月27日収録のベルギーでのスタジオ・ライヴの出演映像あり。