ルーシャス・シェパード

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ヴァージニア州リンチバーグ出身。南部の名家に生まれる。大学をドロップアウトしたのち世界各地を放浪し、帰国後にロックバンドを開始。妻のすすめでクラリオン・ワークショップに参加したのち作家活動をはじめる。

テリー・カーの助力で長編小説の執筆をはじめ、1984年に『緑の瞳』を発表。近未来のアメリカ南部を舞台に、ゾンビブードゥー教を題材にからめたSFとして注目される。1985年にはジョン・W・キャンベル新人賞を受賞。

中南米を舞台とした『サルバドール』、『ジャガー・ハンター』、『戦時生活』などの一連の作品も発表し、マジック・リアリズムを想起させる作風で知られるようになる。

初期の短編である「竜のグリオールに絵を描いた男」(1984年)は、長さ6,000フィート(約1,800m)という巨大な竜の存在に翻弄される人々の姿を描き、世界幻想文学大賞の候補になった。また、同作は1988年、第19回星雲賞海外短編部門の候補作にもなった。その後、グリオールを主題とする物語は中短編計6本と長編『美しき血』から成る一大シリーズとなっている。

主な著作

長編

短編集

  • The Jaguar Hunter, 1996年 日本語訳『ジャガー・ハンター』 小川隆・内田昌之訳、新潮社〈新潮文庫〉、1991年。
    • The Jaguar Hunter 「ジャガー・ハンター」
    • Salvador 「サルバドール」
    • Black Coral 「黒珊瑚」
    • The End of Life as We Know It 「ぼくたちの暮らしの終わり」
    • A Traveler's Tale  「ある旅人の物語」
    • Mengele 「メンゲレ」
    • The Man Who Painted the Dragon Griaule 「竜のグリオールに絵を描いた男」
    • A Spanish Lesson 「スペインの教訓」
  • The Ends of the Earth, 1990年
  • Sports & Music, 1994年
  • Barnacle Bill the Spacer and Other Stories, 1997年; US title Beast of the Heartland
  • Trujillo, 2004年
  • Two Trains Running, 2004年
  • Eternity and Other Stories, 2005年
  • Dagger Key and Other Stories, 2007年
  • The Best of Lucius Shepard, 2008年
  • (2008). Skull City and Other Lost Tales
  • (2009). Vacancy & Ariel
  • (2009). Viator Plus
  • (2012). The Dragon Griaule
    • 『竜のグリオールに絵を描いた男 竜のグリオールシリーズ』竹書房文庫 内田昌之 (翻訳) 2018年
      • 竜のグリオールに絵を描いた男 The Man Who Painted the Dragon Griaule (1984)
      • 鱗狩人の美しき娘 The Scalehunter's Beautiful Daughter (1988)
      • 始祖の石 The Father of Stones (1989)
      • 噓つきの館 Liar's House (2003)
    • 『タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ』竹書房文庫 内田昌之 (翻訳) 2019年
      • 「タボリンの鱗」(“The Taborin Scale”2010)
      • 「スカル」(“The Skull”2012)
  • (2013). Five Autobiographies and a Fiction
  • (2021). The best of Lucius Shepard : volume two  Sheehan, Bill (ed.).

コミック原作

オンライン上で読める作品

出典

外部リンク

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